0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

Mac USキーボードで簡単に「かな」⇄「英数」変換をする方法(command、追加ソフト不要)

Last updated at Posted at 2021-01-03

image.png
Mac の US キーボードはスッキリしたデザインで格好良いですが、不便な点もあります。それは、「かな」と「英数」を切り替える単体キーが無いということです。

JISキーボードならば スペース の左右に 英数 かな をタイプするだけで変換出来ますが、USキーボードだと ⌘command + スペース で変換する必要があり、手間がかかります。

そこで今回は、あまり使わないキーに「かな」⇄「英数」変換機能を割り当てる方法と、JIS キーボードのように変換できるようにする方法をお伝えします。

#『Caps Lock』キーだけで言語の切り替えをする設定
今回は、普段あまり使わない(というか邪魔な)caps lockキーを「かな」⇄「英数」変換キーとして割り当てる方法を記述します。

まず、設定アプリを起動して、「キーボード」を選択します。
image.png
次に、「入力ソース」タブを選択して、「Caps LockキーでABC入力モードと切り替える」にチェックを入れます。
image.png
すると、 caps lock をタイプするだけで「かな」⇄「英数」変換ができるようになりました。ちなみに、 caps lock キーを長押しするとランプが光り、通常のcaps lock機能を使うことが出来ます。

#『command』キーだけで言語の切り替えをする設定
MacのJISキーボードとUSキーボードの両方を使用している場合、上記の方法だけだと、 スペース の左右にある ⌘commandキーを誤ってタイプしてしまいがちです。例えば私の場合だと、MacBook AirのキーボードはJISで、自宅で使う場合は無線のUSキーボードを使用していますが、JISキーボードの 英数 かながある位置にUSキーボードでは ⌘command があるため、過ってそれをタイプすることがあります。

また、Windows PCとMacの両方を使用している方は、WindowsのControlキーがMacだとcommandキーなので、ときどき間違えることがあるかと思います。

そこで、 ⌘commandキーに言語の切り替え機能を割り当てて、代わりに (^)Control キーが ⌘command キーとして使えるように変更する方法を記述します。

まず、先程と同様に設定アプリを起動して、「キーボード」を選択します。
次に、「キーボード」タブを選択して「修飾キー...」をクリックします。
image.png
次に、変更したいキーボードを選びます。
私の場合は無線キーボードのみがUSキーボードなので、ここではUSB Receiverの設定を変更します(MacBookのキーボードがUSキーボードの場合、「Apple内蔵キーボード/トラックパッド」の設定を変更して下さい)。
image.png
次に、以下のように「Control(^)キー」にcommandを割り当て、「Command(⌘)キー」にCaps Lockを割り当ててOKをクリックします。
image.png
すると、まるでJISキーボードと同じように、スペースキーの左右にある ⌘commandキーをタイプするだけで「かな」⇄「英数」変換ができるようになりました。
代わりに、 (^)Control キーが ⌘command キーとして使えるように変更されました。これでWindows PCのControlキーと同じように使用することが出来るので、WindowsとMacの両方を使い分けている方は、混乱せずに使用することが出来ると思います。

参考になりましたら「LGTM」を押して頂けると嬉しいです!


動作確認
macOS Big Sur (version: 11.0.1)
MacBook Air (Apple Silicon M1チップ、2020)

0
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?