LoginSignup
4
2

More than 3 years have passed since last update.

Docker Compose で AWX + Gitea 環境を作る

Posted at

はじめに

AWX は Docker Compose によるインストール方法をサポートしています。ただ、docker-compose.yml を用意して docker-compose コマンドを実行するのではなく、ansible-playbook コマンドを使用する方法になっています。何故 docker-compose コマンドを使用しないのでしょうか?

また、AWX だけ準備できてもソースコードリポジトリのコンテナが無いと、Github 等の既存のサービスが必要です。環境次第では何らかのソースコードリポジトリをデプロイする必要があるでしょう。個人的には Github クローンの1つ、Giteaがお勧めです。Go 言語で開発されており、GitLab より高速に動作します。

無いなら作ってしまいましょう、という事で、docker-compose.yml を用意するシェルスクリプトを作成しました。もっと良い方法があるのかも知れません。あればコメント欄で教えてください。

準備

  1. docker-compose パッケージをインストールします。
  2. docker サービスを起動します。
  3. こちら からシェルスクリプトをダウンロードします。
  4. シェルスクリプトの冒頭にある変数を適切に変更します。
  5. シェルスクリプトを実行して docker-compose.yml を作成します。
   $ bash gen-dc-awx-gitea.sh
  1. docker-compose コマンドを実行します(1回目)
   $ sudo docker-compose up

各コンテナの実行ログがコンソール上に表示されます。そのうち、AWX 用の DB マイグレーションが実行されるので、マイグレーションが終わるまで待ちます。
7. CTRL-C で一旦実行を止めます。
8. docker-compose コマンドを実行します(2回目)

   $ sudo docker-compose up -d

後はサービスにアクセスするだけです。

使用

デフォルトでは、以下のポートが使用されます。

  • 443/TCP:AWX WebUI (HTTPS)
  • 8443/TCP: Gitea WebUI (HTTPS)
  • 10022/TCP: Gitea Git (SSH)

Gitea 画面の右上の sign-in をクリックすると、初回はサーバのセットアップ画面になります。デフォルト値は事前に docker-compose.yml で設定済みなので、ほとんど設定値を変更する必要はありませんが、管理者アカウントを追加するのであればこの画面で設定します。

利用上の注意

  • AWX から見て Gitea のホスト名は gitea になります。ですので、AWX のプロジェクト登録時に Gitea 上の Git リポジトリを入力する際、URL のホスト名部分は Gitea の FQDN ではなく gitea にする必要があります。
4
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
2