OSXで有名なAPIドキュメントブラウザーとしてDashがあります。自分も購入して日々のコーディングのお供として使用していますが、仕事上Linux, Windowsをどうしても使用する必要がありそちらの環境ではZealを使っています。ZealはDashで使えるdocsetをそのまま使えるようにしてあるマルチプラットフォームなドキュメントブラウザーで、LinuxとWindowsをサポートしています。
実は非サポートでありながらOSXで動かすこともできて、自分の手元では特に問題なく動作しています。
Dashを使い続ける利点としては
- Snippet managerの機能が必要
- 見た目がきれい
等あるかと思うのですが、Dashは課金しないと快適に使えないのに対して、ZealはOSSかつ無料で全機能使うことができます。
Install
Dependencyのインストールがあるのでちょっと手間ですが、Build Instructions for macOS · zealdocs/zeal Wiki · GitHubの通りにやれば特に問題なくbuildできます。
buildはcmakeを使っているので、cmakeが入っていない方は別途cmakeをインストールしてください。(brew install cmake).
ZealがDashよりも優れている点
Dash、Zealでは複数の言語、フレームワークのdocsetをダウンロードしてその中から、自分が調べたい事柄を検索フォームに入力します。しかし、言語が増えてくると自分が調べたい言語とは異なる他の言語が検索結果に含まれることになります。
そこで、docsetを絞り込めるSearch keyword機能があるのですが、ZealはSearch keywordに補完機能がついているので、Tabで高速に絞り込みができます。
マルチプラットフォームで快適なドキュメント閲覧環境を!