開発を始めるとき「どうやってコードを書くか?」という技術的な部分から考え始めることも多いと思います。でも、その前にしっかり「何を作るべきか」や「なぜそれを作るのか」を考えておくことが大事なんです。
Whyから考えよう - ゴールデンサークルって知ってる?
サイモン・シネックという方が提唱した「ゴールデンサークル」・これは「なぜ(Why)それをやるのか」から始めて、「どうやって(How)」そして「何を(What)」っていう順番で考え理論です。
サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか
https://www.youtube.com/watch?v=qp0HIF3SfI4
この考え方、実はシステム開発やコードを書くときにもめちゃくちゃ大事なんです。特に、プロジェクトが大きくなるほど関わる人も増えるし、コストや時間もかかるからこそ、最初に「なぜやるのか?」っていうのをしっかり考えておく必要があります。
Whyがないと迷走しちゃう
システム開発って、ついつい「What」から始めちゃうことが多いんですよね。たとえば、「こんなシステムが欲しい」とか「このソリューションがあれば解決できる」って話が先行しがち。でも、「なぜそれが必要なのか?」が曖昧なままだと、進んでいくうちにゴールが見えなくなって、プロジェクトが迷走してしまうことも。
だからこそ、最初にWhy(なぜ?)を明確にしておくのがポイントです。
プロジェクトのゴールを明確にする4つのポイント
おすすめの本から良いプロジェクトのゴールの作り方のコツを紹介します。
みんなが使えるゴールにしよう
ゴールって単なるスローガンじゃなくて、実際に判断基準や行動の指針になるものでなきゃいけません。たとえば、「この機能って本当に必要?」って問いに対して、ゴールをもとに「必要かどうか」を判断できるようなゴールが理想です。
現実的なゴールにしよう
ゴールが高すぎると、みんながプレッシャーを感じてやる気がなくなっちゃうかもしれません。だからこそ、現実的で達成可能なゴールを設定しましょう。
Why(なぜやるのか?)をゴールやコンセプトに込めよう
ゴールやコンセプトに「なぜこのプロジェクトをやるのか?」をしっかり入れることで、関わる全員が同じ方向を向いて進めるようになります。
わかりやすいゴールにしよう
ゴールがわかりやすければ、プロジェクトに関わる全員がその目的に共感して、自分から積極的に動いてくれます。逆に、ゴールが曖昧だと、みんなが同じ方向に進めないし、途中で「何のためにやってるんだっけ?」ってなっちゃうこともあります。
というわけで、コードを書く前にしっかりとしたビジョンを持ち、ゴールを明確に定めることが、プロジェクト成功へのカギなんです。Why、How、Whatの順番で考えて、土台をしっかり作っておくことが大事ですよ。