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大切にしたいシステムをつくる前に考えておくべきこと

Last updated at Posted at 2024-09-30

CBcloudでエンジニア兼企画をしている糸村です。

開発を始めるとき「どうやってコードを書くか?」という技術的な部分から考え始めることも多いと思います。でも、その前にしっかり「何を作るべきか」や「なぜそれを作るのか」を考えておくことが大事なんです。

Whyから考えよう - ゴールデンサークルって知ってる?

サイモン・シネックという方が提唱した「ゴールデンサークル」・これは「なぜ(Why)それをやるのか」から始めて、「どうやって(How)」そして「何を(What)」っていう順番で考え理論です。

サイモン シネック: 優れたリーダーはどうやって行動を促すか
https://www.youtube.com/watch?v=qp0HIF3SfI4

この考え方、実はシステム開発やコードを書くときにもめちゃくちゃ大事なんです。特に、プロジェクトが大きくなるほど関わる人も増えるし、コストや時間もかかるからこそ、最初に「なぜやるのか?」っていうのをしっかり考えておく必要があります。

Whyがないと迷走しちゃう

システム開発って、ついつい「What」から始めちゃうことが多いんですよね。たとえば、「こんなシステムが欲しい」とか「このソリューションがあれば解決できる」って話が先行しがち。でも、「なぜそれが必要なのか?」が曖昧なままだと、進んでいくうちにゴールが見えなくなって、プロジェクトが迷走してしまうことも。

だからこそ、最初にWhy(なぜ?)を明確にしておくのがポイントです。

プロジェクトのゴールを明確にする4つのポイント

おすすめの本から良いプロジェクトのゴールの作り方のコツを紹介します。

みんなが使えるゴールにしよう

ゴールって単なるスローガンじゃなくて、実際に判断基準や行動の指針になるものでなきゃいけません。たとえば、「この機能って本当に必要?」って問いに対して、ゴールをもとに「必要かどうか」を判断できるようなゴールが理想です。

現実的なゴールにしよう

ゴールが高すぎると、みんながプレッシャーを感じてやる気がなくなっちゃうかもしれません。だからこそ、現実的で達成可能なゴールを設定しましょう。

Why(なぜやるのか?)をゴールやコンセプトに込めよう

ゴールやコンセプトに「なぜこのプロジェクトをやるのか?」をしっかり入れることで、関わる全員が同じ方向を向いて進めるようになります。

わかりやすいゴールにしよう

ゴールがわかりやすければ、プロジェクトに関わる全員がその目的に共感して、自分から積極的に動いてくれます。逆に、ゴールが曖昧だと、みんなが同じ方向に進めないし、途中で「何のためにやってるんだっけ?」ってなっちゃうこともあります。


というわけで、コードを書く前にしっかりとしたビジョンを持ち、ゴールを明確に定めることが、プロジェクト成功へのカギなんです。Why、How、Whatの順番で考えて、土台をしっかり作っておくことが大事ですよ。

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