概要
CBcloudでは、各部署のKPIをモニターし、業務改善に必要なデータを可視化するために、Metabaseを活用しています。データに基づいた意思決定を迅速に行い、業務効率を高めることができます。
しかし、データの抽出や可視化においては、エンジニアのサポートが必要とされる場面が多く、迅速に対応することが難しい場面も多々あります。そこで、私たちはエンジニア以外の社員が自ら必要なデータを抽出できるようになることを目指し社内でSQL勉強会を開催したいな〜と思っていたところ、社内からGASやSQL学びたい!という声が!!!
ということでSQL勉強会を @aipacommander と共に開催する事になりました!開催は発起人のパートナーズサクセス本部I.A氏を中心に進めてもらっています。いつもありがとうございます!
前提
CBcloudは物流ラストワンマイルの配送プラットフォーム「ピックゴー」を運用しており、荷物を送りたい方、荷物を届けてくれる方を24時間365日、サービスを通してつなげています。
そんなプラットフォームをサポートする社員の方々がデータを元に日々業務改善を行っています。例えば1つ例を挙げると、
ピックゴーは業界で初めて配送完了後に即日入金を実現しました。即日入金を実現するため、運行完了後に「報酬金額の確定」という業務を行っています。
※報酬金額の確定後、平日(銀行営業日)14時半までの申請で当日入金、14時半以降の申請は翌銀行営業日の入金となります。
「運行完了〜報酬金額の確定」までの時間の可視化し、ドライバーさんのためにその時間を短縮する改善などをおこなっています。
勉強会開催!!
- 事前告知と参加募集: 事前に告知を行い、参加者を募りました。
- コンセプト: 初学者が自分でデータを抽出できるようになることを目指し、学習を進められるように支援しています。
- 録画とアーカイブ:勉強会は毎回録画し、当日参加できなかった人のためにアーカイブを提供しています。
- ハイブリッド開催:沖縄での開催ですが、東京からの参加者もGoogle Meetを通じてリモート参加できるようにしています。
やったこと
普段サポート管理画面で見ているデータをどのように抽出するかを、ハンズオン形式で実施しました。これにより、学んだ内容が実際の業務に直結するよう工夫しています。
成果も出ている
エンジニアへの依頼が減った
ちょっとした変更でエンジニアに依頼が来ていたものが、運用メンバーが自力で対応できるようになりました。
既存のクエリに意図などの説明をいれてコメントを残していたら、運用メンバーから「コメントが残されていてわかりやすい」とフィードバックもらったときは嬉しくなった!
クエリを自作する社員が現れた
自力でクエリを書き、つまずいた時に相談するようになりました。これにより、問題解決のスピードが上がり、エンジニアの負担も軽減されています。
終わり
社内SQL勉強会は、エンジニア以外の社員がデータを効果的に活用できるようにするための重要な取り組みです。今後も継続して開催し、データドリブンな企業文化を一層強化していきたいと考えています。