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スクラム開発におけるミーティング効率化のために必要なこと

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こんにちは、Webエンジニアの吉田です。

スクラム開発では、様々なミーティングが行われますが、適切な時間管理が行われないと、開発時間が減ってしまうことがあります。今回は、スクラム開発を行う中で学んだ、ミーティングの時間を短縮し、開発に集中できる方法を紹介します。

スクラム開発を行う方々の参考になれば幸いです。

1.デイリースクラム

デイリースクラムは、チーム内の進捗状況を共有し、問題点を洗い出すことで、開発を円滑に進めることを目的としており、通常15分程度で行われます。
短い時間で簡潔に報告を行うために、以下のことを心がけていました。

  • 必要最低限の情報のみを伝える
  • 開始、終了時間を厳守する

進捗報告を行う中で「詳細な情報を伝える必要がある場合」「開発メンバーのみで共有したい内容」については、デイリースクラム以外の場を別途設け、共有を行いました。
また複数のプロジェクトを兼任している場合も多く、参加者が遅れにより終了時間が遅くなったという場合もありました。対策として「時間が来たら、必ず終わらせる」ことを意識していました。

2.スプリントレビュー

スプリントレビューは、開発した成果物をステークホルダーに紹介するために行われます。発表が長くなり、ステークホルダーの集中力が途切れないように、以下のことを心がけていました。

  • デモンストレーションの準備をしっかり行う
  • ステークホルダーに事前に情報を提供する
  • フィードバックを後日まとめて受け取る

スプリントレビューの中で全ての成果物を紹介し、フィードバックを受けると多くの時間がかかってしまいます。あらかじめ成果物を確認してもらい、テキストベースで伝えるのが難しい内容に絞って、説明を行っていました。また次のスプリントで改善する急ぎの内容以外は、後日フィードバックを受け取る等の対策を行い、時間短縮を行っていました。

3.スプリントレトロスペクティブ

スプリントレトロスペクティブは、スプリントの振り返りを行うために行われます。時には議論が白熱する場合もあるため、以下のことを心がけていました。

  • 時間を決めて厳守する
  • 改善点は事前にメモしておく

スケジュールが順調に進まない場合は、反省点が多く振り返りが長引いてしまうことがありました。
タイムキーパーを設け時間管理を行い、円滑に意見を述べるためにも「日々感じた内容を自身でまとめておく」「時間がある際はデイリースクラムで共有する」習慣をつけていました。

最後に

これらの内容に加え、ミーティングの必要性を見直すことや、頻度を減らすことにも取り組みが大切です。
実際、週1回の定例会議を別途設けていましたが見直しを行ったことで、全員参加からリーダーのみの参加に変更となり、開発時間を週に1時間半増やすことができました。

スクラム開発のみならず、ミーティングの効率化に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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