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【OpenRPA】初心者向け操作説明書~その2.レコーディング編~

Last updated at Posted at 2021-03-22

OpenRPAの操作説明です。

はじめに

今回は、レコーディング機能を使ってみます。
レコーディング機能とは、操作を記録して自動的にワークフローを作る機能です。

なおレコーディング機能だけで完璧なワークフローを作るのは厳しいです。
ほとんどの場合、あとで手動でプロパティ設定が必要になります。

「アクティビティ自分でイチから配置するのはめんどくさいから、レコーディングである程度作って細かいところは手動で設定しよう!」くらいの感じで考えると良いです。
(Excelでマクロ作るときに、「マクロの記録」で大まかな流れを作るのに似てるかも。)

今回はレコーディング機能の使い方ということで、特にプロパティは編集しません。
それはまた次回に。

前準備

メニューの[設定]から、「記録中オーバーレイ」をONにしておきましょう。
OFFでもいいんですが、ONにしておくとレコーディング中にカーソルの当たっているところの色が変わるので、わかりやすいです。

image.png

例題

電卓を叩くだけ、という簡単なワークフローを作ってみます。

1.電卓を起動

まず、最初に電卓を起動しておきましょう。

2.アプリケーションを開くアクティビティを追加する

新しいワークフローを作成すると、1つのSequenceがあると思います。
その中に「アプリケーションを開く」アクティビティを追加します。

image.png

3.起動するアプリケーションの選択

次に、アプリケーションを開くアクティビティの箱から、「要素を選択」ボタンを押します。

image.png

すると、OpenRPAのウィンドウが非表示になります。
そのまま電卓のウィンドウをクリックしましょう。

電卓のウィンドウをクリックすると、このようにエラーの:exclamation:も消え、タイトルが「電卓」と変わります。
image.png

4.レコーディングの開始

「アプリケーションを開く」アクティビティを選択した状態で、メニューの[一般]から「記録」を押すと、レコーディングが開始されます。
image.png

5.レコーディング

電卓で、「5」「+」「8」「=」ボタンを順番に押しましょう。
※記録中はちょっと重たくなるかもしれません。ゆっくりやりましょう。

前準備で書きましたが、「記録中オーバーレイ」をONにすると、マウスカーソルが当たっているところの色が変わります。

image.png

全ての操作が終わったら、キーボードの「ESC」キーを押すとレコーディングが終了します。
ワークフローを見ると、操作が記録されていることがわかります。
image.png

6.動作確認

では、記録用に起動した電卓を終了し、ワークフローを保存し、F5キーでワークフローを実行してみましょう。

image.png

自動的に電卓が起動して計算されましたね!
おや?電卓が起動したままですね。最後に電卓を終了するようにしてみます。

7.アプリケーションのクローズアクティビティを追加する

ワークフローの一番最後に、「アプリケーションのクローズ」アクティビティを追加します。

image.png

あとは、「アプリケーションを開く」アクティビティと同じように、「要素を選択」を押して電卓ウィンドウをクリックします。
これで最後に電卓が終了するようになりました!

おわりに

今回はここまでです。
次回は、レコーディングしたものを編集してみようかと思います。

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