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【OpenRPA】初心者向け操作説明書~その1.基本操作編~

Last updated at Posted at 2021-03-02

はじめに

OpenRPAに関する記事、全然ないんですよね。
最近Qiitaの中で、操作方法も手探りで・・・という記事を見つけてしまったので、私がわかる範囲でいろいろ書いていこうかと思います。

画面の構成

OpenRPAの画面の構成は、以下のようになっています。

image.png

エリア 使い道
メニュー部 OpenRPAのメニュー。保存とか開くとかがあるアレです。
ツールボックス部 RPAのシナリオを作るにあたっての部品(アクティビティと言います)のかたまりです。ここからワークフロー部にドラッグ&ドロップして使います。
ワークフロー作成部 ここがメインです。いろんなアクティビティを組み合わせてワークフローを作ります。
引数/変数部 ワークフローで使う引数や、変数を定義します。
プロパティ部 各アクティビティの詳細な設定を行います。

※エリアの名前は、私が勝手に呼んでるだけなので正式名称は違うかも?まぁだいたい通じると思いますよ。

プロジェクトの作り方

まずはプロジェクトを作らないと何もできません。

  1. メニューから、[新規] → [新規プロジェクト] を選択します。
    image.png

  2. ダイアログボックスが開くので、プロジェクト名を入力します。
    image.png

  3. プロジェクトができました!
    image.png

アクティビティを配置する

OpenRPAでは、ツールボックスにあるアクティビティをワークフローに配置することでシナリオを作成します。
やってみましょう。

  1. ツールボックスから、目的のアクティビティを選択し、ワークフローの配置したい場所にドラッグ&ドロップします。
    image.png

  2. アクティビティが配置されました!
    image.png

配置される箇所には、こんなふうにグレーの枠がでます。
↓の例であれば、既に配置されている「アプリケーションを開く」の上に、ドラッグ&ドロップしたアクティビティが配置されます。
image.png

エラーを特定する

上記の例では、右上に赤丸の:exclamation:が表示されていますね。
これは、ワークフローにエラーがあることを示しています。

[Sequence]の:exclamation:の上にマウスカーソルを当ててみましょう。
image.png

「1つ以上の子に検証エラーまたは警告があります。」と出ました。
これは、「このSequenceの箱の中に、エラーまたは警告のアクティビティがあるよ!」という意味です。

では、「アプリケーションを開く」の:exclamation:の上にマウスカーソルを当ててみましょう。
image.png

はい、修正すべきエラーはこいつです。
ワークフローにエラーがある場合は、エラーがあるアクティビティの親に:exclamation:が表示されます。
以下の例では、「アプリケーションを開く」アクティビティにエラーがあり、その親である真ん中のSequence、さらにその親である全体のSequenceに:exclamation:が表示されています。
image.png

プロパティを設定する

アクティビティのプロパティは、対象のアクティビティを選択し、プロパティ部で設定することができます。
また、「アプリケーションを開く」アクティビティのように、ワークフロー部から直接設定することができるものもあります。

まず、後者のワークフロー部から直接設定する例です。

  1. 「要素を選択」を押す。
    image.png

  2. 起動したいアプリケーションのウィンドウのどこかをクリックする。
    この例では、メモ帳を起動します。
    また、「要素を選択」ボタンを押した時点で、OpenRPA自体が非表示になりますが焦らないで大丈夫です。
    ちなみに、[ESC]ボタンを押すとキャンセルできます。

  3. 要素が選択されました!
    image.png

次に、プロパティ部からプロパティを設定してみます。

  1. アクティビティを選択すると、プロパティ部に変更できるプロパティが表示されます。
    image.png

  2. 目的のプロパティの値を変更します。
    image.png

【注意】
ここで設定したものは、操作例として示したものです。使うアクティビティによって設定する項目や値は変わります。
よく使うアクティビティについては、以降の記事で説明していく予定です。

RPAを実行する

  1. メニューから「保存」ボタンを押します。
    実行する前に、必ず「保存」する必要があります!
    保存しないと、以前保存された状態のワークフローが実行されてしまいます。
    「あれー、直したのに直ってないぞ!!なんでや!!」って思ったら、保存してなかっただけ、ということがたまにありますのでご注意を。
    image.png

  2. メニューから「実行」ボタンを押します。
    キーボードの[F5]でもOKです。
    image.png

  3. ワークフローが実行されます。

おわりに

今回はここまでです。
基本操作としてはこのくらいかと思います。
次回以降では、各アクティビティの使い方を書いていこうと思います。

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