Linuxにdocker-composeをインストールする

Dockerの複数コンテナを一括管理できるdocker-composeをインストールする。以下のようなUbuntu、lubuntuとCentOSで動作確認を行っています。Docker公式サイトを参考にしています。

環境

• Ubuntu 18.04 and lubuntu 18.04 and CentOS 7.5
• docker 18.06.1-ce、18.09.2
• docker-compose 1.22.0、1.23.2

docker-composeのダウンロード

docker-composeのGithubリポジトリから現在の最新バージョンを確認する。2019年2月12日現在では最新バージョンが1.23.2なのでそれをダウンロードしてくる。違うバージョンをインストールしたい場合は1.23.2のところを変更してください。

ダウンロード

~# curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/1.23.2/docker-compose-`uname -s`-`uname -m` -o /usr/local/bin/docker-compose

実行権の付与

/usr/local/binディレクトリにdocker-composeがダウンロード出来ているが、実行権が無いので付与します。

~$ ls -lh /usr/local/bin/docker-compose 
-rw-r--r--. 1 root root 12M  2月 12 21:19 /usr/local/bin/docker-compose

~# chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

~$ ls -lh /usr/local/bin/docker-compose 
-rwxr-xr-x. 1 root root 12M  2月 12 21:19 /usr/local/bin/docker-compose

バージョン確認

以下のように実行することでインストールできたことの確認とdocker-composeのバージョンの確認が出来ます。

~$ docker-compose  --version
docker-compose version 1.23.2, build 1110ad01

docker-composeによるコンテナの起動

試しにgitlabを立ち上げてみます。gitlab公式のdockerコンテナがあるのでそれを使用します。GitLab Docsも参考にしています。

以下のようなdocker-compose.ymlを用意します。

~$ vim docker-compose.yml 
version: "3"

services:
  gitlab:
    image: gitlab/gitlab-ce:latest
    restart: always
    hostname: 'gitlab.airimania.com'
    container_name: gitlab-server
    ports:
      - "80:80"
      - "2022:22"
      - "2443:443"
    volumes:
      - /srv/gitlab/data:/var/opt/gitlab
      - /srv/gitlab/logs:/var/log/gitlab
      - /srv/gitlab/config:/etc/gitlab
    environment:
      GITLAB_OMNIBUS_CONFIG: |
        external_url 'http://gitlab.airimania.com'
    networks:
      - webnet

networks:
  webnet:

docker-compose upコマンドでコンテナの起動をします。

~$ docker-compose up -d

しばらく待ってから、私の環境では2,3分待ってからブラウザでアクセスするとgitlabに接続できました。

docker-composeのアンインストール

もしdocker-composeをアンインストールする必要が出てきた場合は次のようにしてアンインストールできます。

~# rm /usr/local/bin/docker-compose