はじめに
先日オンライン開催されたDevelopers Boost 2020を視聴しました。
とても良い刺激になったので自分なりにここにまとめておこうと思います。
#視聴したセッション
17セッション中、下記5つを視聴しました。
コミュニティ活動で差別化をめざすエンジニアとしての一手
チームを“群れ”として観察すれば、アジャイル開発はもっと上手くいく
OpenAPI Generator による API Client コードの完全自動生成
凡人エンジニアの生存戦略
不確定要素が強い時代の生存戦略 ― U30が「好きなコト」で突き抜けるためには!?
どれもテーマは異なりますが、アウトプットがキーワードだな思ったので、その重要性について書いていきます。
#なぜアウトプットが重要なのか
アウトレットの有効性が説かれるとき、よく挙げられるのは
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コミュニケーション力やプレゼンスキルなどの基礎的な能力の向上
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知識の整理、深掘り
だと思います。少なくとも今までアウトプットによる効果は主にこの2つだと思っていました。
でも登壇者の話を聞いているとそれだけじゃなかった・・・
##①周りとの差別化
今日ではインターネットや書籍などインプットの手段はいくらでもあり、アウトプットにこそ価値が生まれます。
何か書いたり発表したり一見簡単そうには見えますが、心理的障壁があって意外と皆やらない。
また、人は知らない人を尊敬しない。つまり 知名度=その人価値 とも言えます。
知名度をあげるにはまずわかりやすい成果(≒アウトプット)をあげる必要があります。
※これについてはまつもとひろゆき氏がプログラマー勉強法で話されたそうです。
よって、アウトプットすることで周囲との差別化が図れます。
##②セルフブランディング
差別化とも似ているようですが、ここではあえて分けます。
アウトプットを続けていると「□□なら○○さん」と言われたり、他の人よりチャンスが舞い込みやすくなります。(登壇者の加納さんは登壇キャラという言い方をされてました)
また、アウトプットの内容で自分のスキルや志向性をアピールすることもできます。
その内容に共感者が生まれれば自己実現にも繋がります。
従って、アウトプットすることで周囲との差別化だけでなく、内容とやり方次第でセルフブランディングもできてしまいます。
#会社へのメリット
最近、社内でLT大会が開催されてたり部署のミーティングなんかでも発表する機会があるので、アウトプット(ここでは主に発表を指す)することで会社にはどんなメリットがあるか考えてみました。
- 個々のスキルアップ
始めの方でよく聞くに挙げましたが、基礎的なヒューマンスキル/ビジネススキルの向上、知識・技能の定着、これだけでも会社にとって十分なメリットと思います。
- 社員教育
受け手に知識や成功体験が共有されることで、アウトプットする側だけでなく受ける側にも教育的な効果があると思います。
- 広報活動
社外へ向けてアウトプットした場合、社名/製品の認知度が向上したり、興味を持った人が就職先の候補とすれば採用活動にも繋がります。
#まとめ
ここまでの内容をまとめると、アウトプットの効果は基礎的な能力の向上だけでなく、周囲との差別化、ひいてはセルフブランディングにもなりえると言えます。
そしてその人個人だけでなく会社にもメリットがあります。
私自身デブストで各セッションを見てからアウトプットを意識するようになりました。
今後も続けていきたいと思います。がんばるぞー