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GitHubのパスキーをiPhoneを使って1passwordに登録する手順

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はじめに

パスキーの設定方法で大いに迷ったので、手順を書き留めておきます。この手順は、パスキーを何度も設定している経験者には当たり前かもしれませんが、初心者にはかなり戸惑う部分があると思います。

ところで、なぜ1Passwordにパスキーを設定したいかというと、1Passwordは同期できる認証器であり、複数のデバイスで同じパスキーを使用できるからです。さらに、Appleのキーチェーンとは異なり、複数のプラットフォームで使えるので便利です(ただし、これは便利さと安全性を天秤にかけているため、必ずしも正しいアプローチとは限りません)。

結論

QRコードはiPhoneのカメラで読み取る

前提

  • iPhoneのカメラ設定で「QRコードを読み取る」がオンになっている
  • iPhoneの「認証コードを設定するアプリ」で「1Password」が選択されている(これが設定されていないと、1Password以外の認証アプリが開いてしまいます)

20241123_210813000_iOS.png

手順

  1. GitHubにサインインする(既存のパスワード&2FAなどでサインインします。これでワンタイムパスワードなどの煩雑な手順は最後になるかもしれません!)
  2. GitHubの設定ページで「Password & Authentication」(日本語だと「パスワードと認証」など)に移動する
  3. 「Passkeys」のセクションで「Add a passkey」というボタンをクリックする
  4. ブラウザのダイアログが表示され、さらに「Add passkey」というボタンが出るので、それをクリックする
  5. パスキーの保存場所として「iPhone、iPad、Android」を選択する(他にはUSBデバイスなどの選択肢があります)
  6. QRコードが表示される
  7. iPhoneのカメラでQRコードを読み取る(1Passwordに「パスキーのQRコードを読み込む」機能を探していましたが、見つかりませんでした)
  8. カメラがQRコードを読み取ると、「1Passwordにパスキーを保存しますか?」と表示されるので、続行する
  9. 1PasswordとGitHubの両方に新しいパスキーが保存され、「完了しました」となります。これで、1PasswordにGitHubアカウントのパスキーを追加することが完了します

バリエーション

私はiPhoneでのメインのAuthenticatorとして1Passwordを使用しています。他にもMicrosoftやGoogleのAuthenticatorアプリ、Apple純正のパスワードアプリなどがあります。どれを使うかは個人の選択です。

パスキーはデバイスごとに設定できるので、GitHub側でも複数のパスキーを設定できます。GitHubに保存する際、ニックネームを付けるよう求められるので、「デバイス名」を入力すると良いでしょう。複数のデバイスにそれぞれ設定する方が、1Passwordなどで複数のデバイスに同期するより安全性が高くなります。もしデバイスを紛失した場合、該当するパスキーをGitHub側で削除すれば、その紛失したデバイスからGitHubへのサインインは不可能になります(これはGitHubに限らず、パスキーの特徴です)。

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