Hello World
プログラミング言語を学ぶ際の最初のステップとしてHello Worldを表示させるというものがあります。
早速Rubyでやってみましょう。
puts("Hello World")
と入力し、ファイル名を「hello_1.rb」として保存してみてください。
その後、ターミナルで保存したフォルダ(ディレクトリ)まで移動し、
$ ruby hello_1.rb
を実行すると
Hello World
と表示されたはずです。これでHello Worldを達成しました!
といってもこれで終わってしまっては味気ないので、他のパターンのHelloWorldもやってみましょう。
下記の二つを作成し、それぞれ実行してみてください。
p("Hello World")
print("Hello World")
さていかがでしょうか?
それぞれHelloWorldは表示されたと思いますが、printを使ったhello_3.rbだけ改行されずに表示されたはずです。
putsもpもprintも文字列を表示する点で似てはいるものの、実はそれぞれ細かい点で挙動が違います。
コメントについて
ちょっと説明のためにコメントについて説明させていただきます。
先ほど作成したhello_1.rbを下記のように先頭に#をつけてみてください。
#puts("Hello World")
これを保存して実行すると今度はHello Worldが表示されなくなったはずです。
行の冒頭に#をつけるとコメントとして認識されるようになり、処理を行わなくなります。
(厳密に言うとマジックコメントとよばれるものもあったりしますが、まずはコメントにすると処理をしなくなるのかぁ〜と認識していただければと思います)
他にも
=begin
puts("Hello World")
=end
といった=beginと=endで囲んでコメント化する方法もあります。
#=>を利用し、コピペしても大丈夫なよう下記のようにコメントとして表示結果を合わせて表示することがよくあります。今後この記述をよく使いますので、覚えておいてください。
puts("Hello World")
#=>Hello World
次回はputs,p,printの違いやメソッドについて扱いたいと思います。
おまけ:ターミナルの使い方とか
ターミナルの基本的な使い方は
【保存版】Macでターミナルで使える基本のコマンド8選
がとても参考になります。
ディレクトリ移動が面倒でしたら、Finderの設定を変更して、直接対象ディレクトリでターミナルを開くのも便利です。
「システム環境設定」→「キーボード」→「ショートカット」→「サービス」→「フォルダに新規ターミナル」「フォルダに新規ターミナルタブ」にチェックを入れます。すると対象のフォルダからターミナルを開くことができます。