はじめに
個人的に2018年を振り返って一番やって良かったこと、
それは**『アウトプット駆動学習の習慣化』**です。
やっと習慣化したと思えるようになったので、実際にアウトプットで得たことや、
記事を書きはじめて苦労した事、
習慣化に至るまでの道のりなどを書いていきます。
※ここでのアウトプットは技術記事投稿とします
対象読者
- 後述する『成果』を得たい人
- 記事を書くか迷ってる人
- 書く気持ちはあるがなかなか習慣化していない人
アウトプット駆動学習の成果
アウトプット駆動学習を約9ヶ月続けた成果をまとめていきます。
人によって得られる成果は違うと思いますが・・・
成長スピードが格段に上がった
全ての成果の中でもこれが一番の成果だと思います。
アウトプットを始めてから実感できるくらい成長スピードが上がりました。
もともと書籍を読むというインプットは大量にしてきました。
でも実際にコーディングなど手を動かすところまでは出来ていなかったので
分かった気になっているだけの部分が多くありました。
アウトプットでは、身についていない事をアウトプットするための学習をするので、全てが身につくようになりました。
モチベーションを維持して勉強を続けられた
一人で勉強していてもモチベーションを維持し続けるのは難しいです。
アウトプットするようになってからは、リアクション(いいね、コメント)が貰えるようになったので、
もっといいねを貰えるようなわかりやすい記事を書こう!とモチベーションを保てました。
また、アウトプットする事で知らない事がどんどん明確になるので、何を勉強したらいいのかなど
迷う暇は無くなりました。
自分の知っている技術を人に説明できる力がついた
記事ではしっかり体系的にまとめたものを多く書いてきたので、自分の知っている事なら、
わかりやすく相手に伝えることが出来るようになりました。
技術的な面接の時にも使えるな-と思いました。
広い意味での影響力が高くなった
記事を読んでくださった他社の方から、継続してアウトプットしている点を評価してもらい声をかけてもらえることがありました。
他にも、エンジニア関係の友達から記事を読んだよ!と連絡を貰うこともありました。
一番嬉しかったのは、後輩が私のアウトプットをみて、自分もやってみようと
アウトプットを始めたことです。もっと増やせるように普及活動をしていきたいです。
習慣化するまでの道のり
ここからは記事を書き始める前から習慣化するまでの道のりを書いていきます。
記事を書く前に感じていた事
記事を書く気持ちはあるけど躊躇している人は共通していると思います。
自分自身も以下の理由でもともとはアウトプットする気はなかったです。
- 自分が書こうとしている内容の記事がすでにネットにある
- 若手の自分が書いた技術記事なんて誰に需要あるのかわからない
- 書くの面倒だし、そんな時間もったいない
- 何を書いて良いかわからない
- etc...
こんな理由で2ヶ月くらい書こうと思っても自分に言い訳して何もしてきませんでした。
記事を書くようになってから感じたこととしては、
アウトプットの一番の目的は自分の学びのためです。
なので、人がすでに書いた内容だったり、世間から見たら簡単な内容でも
自分に身につく内容ならなんでもおkだと書いている途中で気づきました。
食わず嫌いは良くないので、1記事書いてみた
アウトプットの目的だったり、意義をあまり見いだせていませんでした。
食わず嫌いはよくないと思ったので、最初は読んだ書籍のわからないとこをメモしていき、
最終的に調べたりしたまとめたものを記事としてアウトプットしてみました。
その時はJavaのStreamについてのアウトプットでした。
アウトプットの成果もあって案件先でStreamを使った実装をすることができました。
多分、書籍を読んだだけだと、あんなにスラスラ書く事は出来なかったです。
アウトプットでしか得られない事があると知った
ネットの記事を読んだり、書籍を読んだりしたらその内容は身についた気になってる事が多かったです。
でも実際、その内容を使う場面に来ると手が止まって、もう一度調べなおしてからやっと手が動き始めるような状態でした。
アウトプットをはじめてからは、知ったかぶりではなく、しっかり自分に身につくので、
自分が学んだ内容を忘れたり、使える場面で手が止まったりするようなことはかなり減りました。
また、アウトプットする事で『この場合はどう実装するんだろう』など経験する事でしか得られない事も学べました。
このくらいの時期にはアウトプットの大切さを実感するようになりましたが、
習慣化にはまだ至ってませんでした。
面倒だったり、アウトプットしなくても誰にも何も言われないし、いっかという気持ちがありました。
習慣化させるために個人情報の開示と周りに記事の公表
途中から自分の顔や名前を出すようにしました。
少なくとも何万人かの人には見られているので、全く更新していない人と
思われたくない気持ちも芽生えました。
また、周囲の人にも自分がQiitaに投稿している事を公言しました。
公言する事で、見てくれる人や自分の書いた内容に対して、間違ってる箇所の指摘を貰えるようになりました。
また、アウトプットを怠っていると、最近記事書いていないね。みたいな言葉も貰うようになったので、
アウトプットする事に対して背中を押してもらえるようになりました。(狙い通りだぜ)
現在記事を書くためにしていること
記事を書くためには大量にインプットをしないと無理なので、書籍を読んだり、
ネットの徘徊などインプットは欠かさず行っています。
自分が学びたい内容(アウトプット)はメモを取っています。
他にも、自分の知りたい技術や、わからないことなどは常にメモを取っておくようにして、
わかってきたらアウトプットするようにしています。
また、最終的に得たいこと(アウトプット)を意識して学ぶことで、
無駄な回り道をせずに、目的に向かって必要な事を学んでいけます。
最後に、2019年どうして行くか
週に1回はアウトプットとしての記事をあげられるように継続していきたいです。
(旅行とか風邪ひいたりしたら無理はせずに)
また、今年は記事投稿がメインだったので、来年からはLTとか勉強会での発表とかも少しずつできるようになりたいです。