何のためにこの記事を書くか?
なにも知識がない状態からスタートした一年間で多くの事を学んだ。
その中でも自分がずっと心がけるべきであり、忘れてはいけない事をまとめるべきだと思った。
私の学びが他の人の学びにもつながってもらえたら嬉しく思う。
学んだことリスト
・なんのため?と常に自分に問いかけること
何かタスクをこなしているうちに、
何のためにやっているのか、誰のためにやっているのか
目的を見失うことがある。
それを防ぐために常に**「なんのため?」**と自分に問いかける必要があると感じだ。
例えば私の場合は、テストが嫌いなので早く終わらせるようにテストケースを最小限にしようとしていた。
テストは**なんのために?**と振り返れば、すぐに品質保証のためとわかった。
自分に問いかける時間を作る事で、本来あるべき姿にもどる事が出来ることを学んだ。
未来の自分への質問
朝の短い会議、見積もり、コミュニケーションはなんのためにしているのか?
・問題の定義は毎回疑う
何かタスクを実施する際に**「言われた問題定義から」**スタートすることが多い。
この問題定義は、原因や解決策など、他の何よりも重要。
スタート地点の問題定義が間違っていては、解決策を講じても意味がない。
なので常に「与えられた問題定義」や「自分で定義した問題定義」は疑うこと
・仮説や方針のない調査をしない
わからないことを調査しているうちに、ただネットサーフィンをしているだけになる事が多々ある。
これは、知りたいことがわからないor曖昧な状態にも関わらず調べているからだと思う。
しっかり、ある問題に対して切り分けて調査していれば、このようなことは起きない。
なので、問題に対しては、仮説や、調査方針を立ててから調査に取り組むべきだ。
・メモをとること
人間は忘れる生き物だから、振り返りをするときには、すでに大半の事は忘れている。
それではちゃんとした振り返りもできないし、自分の学びにもつながりにくい。
毎日自分のしたことや、学んだこと、わからなかったこと、実施したことを
メモしていくことで解消される。
・アウトプットをすること
私はインプットが好きで、社会人の一年目はインプットのみにこだわっていた。
大量にインプットしたにも関わらずあまりできなかった。
アウトプットするためのインプットをしていなかったことが原因だ。
まさに、「百聞は一見にしかず」 = 「百インプットは一アウトプットにしかず」
ちなみに、こういった投稿も自分への学びになるので若手エンジニアは積極的にやるべき。
書いたことが間違っていても構わない。それで学びがある。
分からないことを有耶無耶にしない
単純に永遠にわからないままになる
先輩エンジニアを見ていて、今の自分と同じ初歩的なことがわかっていなかったりする。
ただ経験値が多い分、そこでカバーできる感はあるが、私はこんな先輩になりたくない。
・1度指摘されたレビュー観点などはまとめておく
私はドキュメント作成が本当に嫌いだし、得意ではない。
レビューしてもらっても同じことを指摘されることも多々ある。
一度指摘されたことは、自分のチェックリストとして持っておくべきだ。
ドキュメント一つとっても仕事である以上、品質は保証するべきで、評価にも直結する。
・共有を欠かさない
チームで仕事をしていても、やはり小さなグループは出来る。
そのグループの中でナレッジを閉ざすことは、チームの生産性を向上させない。
チームでやる以上、優先すべきはチームの生産力向上。
なのでこんな問題をこう解決した。などチャットでもいいので共有はするべき。
・空気を読まない
会議はどんどん進んでいく中で、新米だと多くの疑問が出てきても空気を読んで黙っている事がある。
こんなことわかってないと思われたら恥ずかしいと私は感じる。
これを無理してでも一歩踏み出して発言することで、自分の学びにもなるし、
他の同じ疑問を持っていた空気読める軍団の助けにもなる。
案外みんなわかってなかったり、考慮していないことがよくあるものだと気付いた。
・責任感をもつ
先輩が横にいて一緒にやった半年と、いなくなった半年を比較すると、
飛躍的にいなくなった年の方が伸びた。
これは責任感の違いだと思う。
先輩に聞けば最悪解決できる。
こんな気持ちはすぐに捨てるべきであり、自分のタスク以外にも責任をもってこなす心がけが必要。
他の人がタスクが終わらなかった時、他人事のように陰で見ていたり、自分じゃなくてよかったと
思う時点で三流。
まとめ
振り返ってアウトプットしてみると、どんどん大事なことが出て来たし、
頭の中がクリアになった。
毎年全体の振り返りは設けていくようにしていきたい。