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新人がコミュニケーションに困ったら読む記事

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はじめに

新人のときって、チームミーティングでの報告とか、ちょっとした質問も上手くできなくないですか?はい。自分がまさにそうです。

ちょくちょく悩んで早半年。ようやく少しフォーマット化できたので、今日までの考えをまとめておきます。

コミュニケーションの種類

いきなりですが、新人が仕事でするコミュニケーションって何種類あると思いますか?

自分の実感だと、以下の5種類かなと思います。

  • 提案
  • 質問
  • 依頼
  • 報告
  • 回答

皆さんはいかがでしょうか?特に新人のうちは、コミュニケーションの種類ってそんなにないと思いませんか?

つまり、上手なコミュニケーションをしたければ、これらに対して『型』を用意しておけば改善しそうですよね。

ということで、提案、質問、依頼、報告、回答の5種類に対する型をご紹介します。

提案・質問・依頼の型

これらは全てwhy, what, howを大事にすれば解決します。

具体的には以下のとおりです。

提案

Why:なぜやるのか?
What:具体的に何をやるのか?
How:Whatをどういう方法で実現するのか?

<例>
Why:過去の案件と改修箇所が大きく異なるため
What:設計書のフォーマットの変更
How:システム全体像に今までの改修箇所も明記

質問

Why:なぜこの質問が生まれたのか?
What:何を質問したいのか?
How:自分はどうするつもりなのか?

<例>
Why:〇〇の仕様を確認したいが担当者が不在のため
What:〇〇の実装期限を延ばしたいが良いか
How:〇〇の代わりに、□□の実装を先に行っておく

依頼

Why:なぜこれを依頼するのか?
What:何を依頼したいのか?
How:どのようにやってほしいのか?

<例>
Why:改修箇所の洗い出しを正確にできているか不安だから
What:設計書p.15の一覧表のレビュー
How:網羅的に洗い出せているかを重点的に見てほしい

ただし、これらは冗長にならないように、毎回調整は必要です。
例えば、提案・質問・依頼のwhyは、相手がこちらの意図を理解しているなら不要でしょう。

報告・回答の型

報告・回答は、ちょっと型が違います。なぜなら、報告・回答は前提として相手からの『提案、質問、回答』があるからです。

報告・回答は、which, why, whenを大事にすると良いでしょう。

報告

Which:できたのか、できていないのか
Why:なぜできないのか(できていない場合)
When:いつまでにできるのか(できていない場合)

<例>
Which:できていない
Why:〇〇の仕様について先方に確認中だから
When:回答が明日来るため明々後日までにできる

回答

Which:Yesなのか、Noなのか
Why:なぜYesなのか、なぜNoなのか
When:いつまでに回答できるのか(即答できない場合)

<例>
Which:できる
Why:過去に似た実装を担当しているから

(もし即答できないなら…)
Which:即答はできない
Why:初めて担当する箇所のため調査が必要だから
When:明日の夕会までに回答する

終わりに

いかがでしたでしょうか。自分がコミュニケーションに失敗する時は、だいたいこの『型』を守れなかったときです。

今後も定期的に振り返って、コミュニケーション能力の改善に努めたいと思います。

余談ですが、最近はチャットの先頭に【質問】とか【報告】とかタグをつけて送っています。伝わりやすさが段違いなのでオススメです。

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