数値の標準入力の受け取り方で最初から数値型として受け取るのと、
後から型変換するのでどのくらい違いがあるのか気になったので調べてみた。
#使用したコード
int型で受け取ったコード
import java.util.Scanner;
public class Main {
public static void main(String[] args) {
Scanner sc = new Scanner(System.in);
int num = sc.nextInt();
}
}
後から型変換したコード
import java.util.Scanner;
public class Main {
public static void main(String[] args) {
Scanner sc = new Scanner(System.in);
String first_row = sc.next();
Integer num = Integer.parseInt(first_row);
}
}
#結果
標準出力:123456
コード | int型受け取り | 後から変換 |
---|---|---|
実行時間(ms) | 117 | 109 |
メモリ(KB) | 11708 | 11188 |
#まとめ
後から型変換を行う方がメモリを消費するかと思っていたが、今回のテストではint型で受け取った方がやや多く消費しているくらいだった。
今回のテストを見る限りだとそこまで気にしなくてもよさそうだが、最初からint型で受け取った方が変数の数は減るので変数の数が多くなってくれば逆転するのではないかと思う。