50
24

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Rubyのアクセサメソッドを理解した

Last updated at Posted at 2019-03-10

Rubyの初心者ですが、どーもアクセサメソッドに関して附に落ちなかったのですが、ようやく理解できたので噛み砕いてご紹介。
※表現の仕方に不備があれば教えて下さいm(_ _)m

まずアクセサメソッドには3つの種類があります。

attr_reader #rede(読む)
attr_writer #write(書く)
attr_accessor #access(読むと書くの両方)

それでは一つづつ見ていきましょう。

#attr_reader

まずは読むためのアクセサメソッドです。

Productというclassを作って、商品名(name)を作成して、商品名を表示させます。

class Product
  def initialize(name)
    @name = name
  end
end

product = Product.new('pen')
puts product.name

#=> ndefined method `name' for #<Product:0x007fa59b0dc620 @name="pen"> (NoMethodError)

これだけではエラーになります。
Productというclassを作って、initialize@nameインスタンス変数に代入しています。

product = Product.new('pen')でインスタンスを作成し、productという変数にインスタンスを代入。
puts product.nameでpenと表示させようとしましたがエラー。

rubyではそのままだとインスタンス変数にアクセスできないのです。
では表示させるためのインスタンスメソッドを作成してみましょう。

class Product
  def initialize(name)
    @name = name
  end

  def name
    @name
  end

end

product = Product.new('pen')
puts product.name

#=>pen

無事に表示させることができました。
しかし、表示させるためだけのメソッドを毎回作成するのは面倒ですよね。。。

そこで登場するのがattr_readerです。

class Product
  attr_reader :name

  def initialize(name)
    @name = name
  end
end

product = Product.new('pen')
puts product.name

#=>pen

これでわざわざ表示させるためのメソッドを作成する必要がなくなりました。
これで簡単にインスタンス変数をread、読む事ができました。

#attr_writer
attr_readerが理解できれば簡単です。
インスタンス変数を変更できるよう(write,書く)になります。
まずはattr_writerを使わない場合はわざわざそのためのメソッドを作らなければなりません。

class Product
  attr_reader :name
  def initialize(name)
    @name = name
  end

  def name=(value)
    @name = value
  end

end

product = Product.new('pen')
product.name = 'note'

puts product.name

#=>none

これも面倒ですよね。
attr_writerで一発解決。

class Product
  attr_reader :name
  attr_writer :name

  def initialize(name)
    @name = name
  end
end

product = Product.new('pen')
product.name = 'note'

puts product.name

#=>none

#attr_accessor
attr_readerattr_writerの両方の役割を果たすのがattr_accessor
attr_readerattr_writerの意味がわかれば簡単ですね。

class Product
  attr_accessor :name

  def initialize(name)
    @name = name
  end
end

product = Product.new('pen')
product.name = 'note'

puts product.name

#=>none

#引っかかってた点と、まとめ

class User
 def initialize(name)
    @name = name
  end

  def hello
    "Heloo, I am #{@name}"
  end
end

user = User.new('atsushi')
p user.hello

#=> Heloo, I am atsushi

例えば上記の様なコードがあるときに、なんでこの場合はアクセサメソッドいらないの?
なんで?
attr_readerいるんじゃないの?
だってインスタンス変数を参照してるじゃん。
と思っていましたが、違います。
なぜならhelloメソッドで直接インスタンス変数を参照しているからです。
だからアクセサメソッドは必要ありません。

class User
 attr_reader :name
 def initialize(name)
    @name = name
  end

end

user = User.new('atsushi')
p user.name

しかし上記のような場合はattr_reader :nameが必要です。
なぜなら、user = User.new('atsushi')はuserにインスタンスを代入しています。
userという変数からインスタンス変数を参照する必要があるため、アクセサメソッドが必要なわけです。
クラスの外部からインスタンス変数の参照するために必要なのです。

アクセサメソッドは、外部インスタンスのインスタンス変数を参照したり変更するために定義する。
というところでしょうか。

さぁまだまだ初心者なのでがんばります。

50
24
3

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
50
24

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?