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GoogleTagManegerのメモ機能を有効活用しましょう

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メモ機能とは?

GTMのタグ、トリガー、変数にメモ機能があります。
これは名前の通り自由にテキストを入力できる機能です。
設定内容の説明や、更新履歴などを記載しておきましょう。
備忘録としてはもちろんのこと、メンバーへの共有、タグ精査などに大変役に立ちます。
メモの内容はコンテナサイズには含まれません。
また、メモに記載した内容は左メニューの検索フォームからの検索対象にはなりません。
メモに記載した内容を検索したい場合は管理画面からJSONとしてコンテナの設定内容一式をエクスポートしてそれを検索することが出来ます。

メモ機能の使い方

メモの表示

右上のメニューをクリックし、「メモを表示」を選択します。
img01.png

メモの削除

既に登録してあるメモを削除する場合は
右上のメニューをクリックし「メモを表示」をクリックすると
「メモを削除しますか?」とポップアップが出ますので
「メモを削除」をクリックすると作成したメモが削除されます。
img02.png

メモとして記載した方が良いもの

  • 更新履歴(作成日、更新日など)
  • 設定内容
  • 注意点など特記事項
  • スレッドごとにURLを生成するタイプの管理ツール(例えばBacklogなど)のURLを記載
  • 依頼元や依頼経緯
  • 対象ページ(トリガーや変数の場合は特に記載した方が良い)
    • 「カスタムイベントトリガー」は「どういった場合に(どこから)」呼び出されるのかメモが必要。
    • 「データレイヤー変数」「JS変数」「DOM要素変数」なども同様に対象ページやタイミングが重要だがGTM内だけでは完結していない場合もあるのでメモが必要。
    • 「ファーストパーティCookie」変数もどういう場合に生成されるCookieで、どういった役割を持っているのかなど、メモが必要。

実際のメモ例

こちらのカスタムHTMLタグ「CHTML ErrorMessage for PC」は、
ページ側で出力されたエラーメッセージをGTMで参照可能な変数に変換するための処理を行っています。
また、エラー発生してる場合はdataLayer.push()関数でtrackErrorイベントを発生させています。
こちらのメモのように計測準備やdataLayerをpushするカスタムHTMLなど、わかりずらいものを
「こういう時に」「こういうことのために」「こういうことをしている」などを記載しておくとメモとして残すメリットがあるでしょう。
img03.png

まとめ

日々膨大の作業の中で、設定したタグを後に見返してみると「これって何のためのタグ、トリガー、変数なんだっけ?」なんてことがありませんか?
貴重な時間を使って曖昧な記憶を辿るより、メモを書く習慣をつけて、無駄な作業を減らしましょう。
きっとメモに助けられる日がくるでしょう!

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