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[AWS_課題1]SSHアクセスできない

Last updated at Posted at 2021-05-27

##環境
AWS CloudTechの実践課題1にて得られるスタック

##トラブルシュートのセオリー
インフラSES在職3年程度の人間としては、以下がセオリーという肌感覚でいる。
①物理的で基本的なとこから確認していく。
②ローカルPC → 接続先に向かって実施する。

あとはAWS素人なりに可能性の高そうなとこを優先して実施した。

##トラブルシュート
まずはSSHアクセスしてみるが、タイムアウトになり接続できないのでトラブルシュートしていく

####1. EC2インスタンスが起動しているか
CloudTechTest 実行中
→問題無し。

####2. インターネットゲートウェイはアタッチしているか
そもそもどのVPCなのかを確認。

vpc-…xxx…1acb
インタネットゲートウェイのうち、上記のVPCにアタッチしているものを確認。
igw-….xxx…e626 Attached
→問題無し。

####3. Security GroupでSSHが許可されているか
実務でも、FWを通るなら最も可能性が高そうな原因であり、出題者としても出しやすい被疑箇所だ。
stack-test1-InstanceSecurityGroup-…xxx…NSFI

タイプ プロトコル ポート範囲 ソース 説明 オプション
SSH TCP 22 0.0.0.0/16
→インバウンドルールのソースがデフォルトルートでなくなっているので、0.0.0.0/0に修正
 →SSH接続してみるが繋がらない...「え!?違うの?」と思いながら答え合わせ動画を見ると、もう一つ原因があるとのこと。(どこまでも実務に近くて良い課題!!)

####4. 変なACLが設定されていないか
あまり可能性は無さそうだが、FWの次に見ておくべきな気がしたので確認。

インバウンドルール

ルール番号 タイプ プロトコル ポート範囲 送信元 許可/拒否
100 HTTP (80) TCP (6) 80 0.0.0.0/0 Allow
101 SSH (22) TCP (6) 22 0.0.0.0/0 Allow
102 カスタム TCP TCP (6) 1024 - 65535 0.0.0.0/0 Allow
* すべてのトラフィック すべて すべて 0.0.0.0/0 Deny

アウトバウンドルール

ルール番号 タイプ プロトコル ポート範囲 送信先 許可/拒否
102 カスタム TCP TCP (6) 1024 - 65535 0.0.0.0/0 Allow
* すべてのトラフィック すべて すべて 0.0.0.0/0 Deny

→アウトバウンドルールで、SSHが許可されていないから戻りのパケットが拒否されてしまいそう。
 →自信が無かったのでとりあえず、答え合わせ動画を見ると原因ではなかった。
  →(追記)戻りのパケットはルール番号102によって許可されている。ポート範囲1024-65535一時ポートというもの。AWS 一時ポートについて

####5. 戻りのルーティング(EC2→ローカルPC)があるか
FWの次に可能性が高そうなことだ。
答え合わせ動画で原因がこれであることを知った。
EC2インスタンスがいるサブネットのルートテーブルを確認。

送信先 ターゲット
0.0.0.0/16 igw-...xxx...e626
10.0.0.0/16 local
→送信先がFW同様に0.0.0.0/16になっているので、0.0.0.0/0に修正。

##確認
最後にSSH接続して、成功した。

##感想
課題を通して手を動かすことで、「あの設定はどうやって見るんだっけ?」という基本的な操作を覚えられたように感じる。
引き続きコンテンツを消化していく。

##参考
この記事はAWS初学者を導く体系的な動画学習サービス
「AWS CloudTech」の課題カリキュラムで作成しました。
https://aws-cloud-tech.com

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