メモ代わりに記載しているため、誤り、情報の不足等あれば、コメント下さい。
確認済みVersion
- Microsoft Visual Studio 2008 Version 9.0.21022.8 RTM
多言語環境とは
Visual Studio(以下VS)では、アプリの多言語対応を安易に行るように、
言語設定毎にデザイナでプロパティ設定ができます。
例:ボタンのテキスト、フォームのタイトル等
本文
今回、多言語環境で設定したプロパティ値を規定値とする為、多言語環境に設定したプロパティを明示的に削除しておきたいと思い、
削除方法を検索したところ、パッと見ヒットしませんでした。
仕方ないので、フォームの.言語(jpとか).resxファイルを直接操作して、削除するかと中身を見てみたところ、該当項目が見つからず、.resxファイルにプロパティ記載がありました。
何度かデザイナを操作して確認しましたが、以下のことが判明しました。
多言語環境プロパティは規定値環境に統合される
正確には、統合される場合とされない場合があります。
・規定値 -> 多言語の順で同プロパティに同値をセットすると、多言語環境から、プロパティ値が削除され、規定値ファイルに統合される。
・多言語 -> 規定値の順で同プロパティに同値をセットすると、統合されない。
単純であるものの、規定値を変更し、継承されるはずの値が継承されずに言語別に変更されない場合は、このあたりを見てみるといいかもしれません。
※実際、それによって悪影響となることは滅多にないと思いますが、数年後に変更した際に悪影響となる可能性もありますので、理由が無ければ明示的に削除したほうがいいかと思います。
デザイナでは分からない為、最終的には、.言語(jpとか).resxファイルを確認するのがいいかと思います。
注意点
resxファイルですが、正しいXMLで記述されていないとエラーが多発するとの記述があるため、本来は手動で触らないほうがいいとのこと。
プログラムによる .resx ファイルの使用
稚拙な文ですが最後までお読み頂き、ありがとうございました。