はじめに
世界の一流は「雑談」で何を話しているのかを読んでみて、自分が勉強になったことや実践していきたいことをまとめました。
ビジネス相手と対等な関係を作る
- お互いの共通の「趣味」を見つける
- 親近感が増して信頼関係が結びやすくなる
- お互いに共通する「体験」や「考え方」を共有する
- 仕事で最も辛かったのはどんな時期ですか？
- 逆に一番楽しかった仕事はなんですか？
- 実体験や考え方を共有する方がはるかに深い雑談ができる
- 相手にとって「必要不可欠」な存在となる
- 自分が知らない情報を持ってきてくれることやこの人と仕事をすると結果が出るなどと、相手にとって必要不可欠な存在になると、平等なビジネスパートナーとして信頼関係を結ぶことが容易となる
ラポールを作る
- 相手が「何を大切にしているか？」を知る
- 相手が「何を正しいと思っているか？」を知る
- 相手が「何を求めているのか？」を知る
質問
- あなたは仕事を通じて何を得たいですか？
- それはなぜ必要ですか？
- 何をもっていい仕事をしたと言えますか？
- なぜ今の仕事を選んだのですか？
- 去年と今年の仕事はどのようにつながっていますか？
- あなたの一番の強みはなんですか？
- あなたは今どんなサポートが必要ですか？
異業種の相手と話す時
相手が異業種の場合、「サイクル→トレンド→パターン」を質問してみるのが有効
例）
- 最近は、どんな会社が最先端を走っているのですか？
- 業界のトレンドに一歩踏み出す
- 一年を通して、最も忙しくなるのはいつですか？
- 業界のサイクルを理解することができる
聞きにくいことを質問するときに便利なフレーズ
- 素朴な疑問なんですけど
- ハードルが下がり、相手も構えることなく疑問に答えてくれる
- 少し話が脱線しますが、
- こんなことをお聞きすると、失礼に値するかもしれませんが、、、
相手が複数の雑談では、最も立場が弱い人を立てる
- メンバーの中で最も立場が弱い人にも関心を寄せるように意識をする
- 「話しやすい場」を作り、幅広く情報を集める環境を整える
- 例）部長→新卒→課長→係長
- 以下のような手順をイメージしながら複数の相手との雑談をする
- 参加メンバー全員に発言の機会を作る
- 多様な意見を集めて瞬時に理解・整理する
- 重要と思われるポイントを深掘りする
- 話題を広げて、できる限り相手の情報を聞き出す
- 集めた情報を合意形成のための材料として活用する
雑談を武器として活用するための3つの心構え
- 雑談を「一回限りのチャンス」と考える必要はない
- 雑談の目的は、できる限り相手の情報を集め、お互いの信頼関係を高めることによって、結果を出すこと
- 一度では不可能なので、集積することで目的を果たしていく
- 知り得た情報を「次にどう活かすか？」という視点を持つ
- 「なんのためにその情報が欲しいのか？」という目的意識を持って、知り得た情報を有効に活用する
- 前回の内容をしっかりと覚えておく
- 同じ質問をして、相手が気分を害することもあるので、「質問項目」と「回答項目」を容易しておく