SEO対策超入門2023
エンジニアとして身に付けておきたい点を抽出しました。
SEO対策を行う上で意識する5点
- Googleがページの存在や構成を認識しやすいようにサイトを作成すること
- Googleがページ内容を理解しやすいようにソースを記述すること
- Webサイトの訪問者の利便性を第一に考えてコンテンツを作成すること
- 他サイトのコピーではなく、独自の情報を提供すること
- Googleや訪問者を欺くような小細工で順位を上げようとした場合はペナルティを課す
実践編
サイト設計
内部対策
- 内部リンクの最適化
サイト設計に基づき、第一階層から第二階層、第三階層へと上から下に張り巡らす - titleタグの最適化[最も重要]
googleに対してキーワードでの上位表示を希望する旨を伝えることができる - meta descriptionの最適化[必須]
descriptionに記載した文章は検索結果のスニペットとして表示される
<meta name='description' content='これはqiita記事です。'>
また、似たものでmeta keywordの設定ができる
<meta name='Keywords' content='サイト,qiita記事'>
昨今ほぼ意味のないものとされている。。。
- 見出し(h1, h2, h3…)の最適化
見出しをこまめに使うことでページの構成をGoogleに伝える
中でも重要なのはh1タグでtitleと同じくらい重要 - XMLサイトマップを設置、送信する[必須]
(ドメイン名)/sitemap.xmlに設置し、このURLをSearch Consoleに送信する。
すると正式にGoogleに対してサイトの構造を把握してもらえる
ページ構成が変更されるたびにやるべき作業 - キーワードの詰め込みは厳禁
ペナルティにつながる恐れがある
できればやりたい内部対策
- 画像のalt要素を適切に使用する
alt要素は本来、何らかの理由により画像が表示できない場合に画像の代わりに表示される文字列 - パンくずリストの設置
- ページ数が多いサイトの場合は、現在との階層のページにいるのか示す機能を追加する必要がある
- ファイルの読み込み速度を意識する
- 最近は読み込み速度を重視される傾向がある
上位表示するまでにかかる月数
新規記事がアップロードして検索エンジンにインデックスされたから、1~3ヶ月ほどの時間をかけてページの持つ本来の順位が確定する傾向にある
キーワードの難易度(競合の多さや強さ)が低ければ1ヶ月でも上位表示されるが、難しければ3ヶ月程度要する
順位が定まってからの順位変動について
- クリック率
- 検索結果に表示された回数の内クリックされる確率
- ページ滞在時間
- ユーザーのページに滞在した時間
- 直帰率
- ユーザがサイト内の他のページに移動せずに検索画面に直帰してしまう確率
- ページ内容の陳腐化
- コンテンツが時間の経過とともに古くなると順位が下がる
キーワードについて
キーワードはニーズの塊である
- Googleは巨大なQ&Aシステムであり、Qを投げかけるユーザーに用いられるのがキーワード
- 検索者の疑問・問題(Q)が凝縮されたもの
キーワードの種類
- ビックキーワード
- 検索語句が1語
- ex) SEO
- ミドルキーワード
- 検索語句が2語
- ex) SEO やり方
- スモールキーワード
- 検索語句が3語
- ex) SEO やり方 被リンク
上記の概念とは違うトレンドキーワードについて
突如として検索ニーズが伸びるキーワードのこと
新しいニュース、新商品、新しい概念や観念などが生まれた時に生じるもの
twitterのトレンドやyahooのリアルタイム検索などが参考になる
参考書籍
参照
サイト所有者が行うこと
- サイト設計
- 以下の二つの基準で検索順位を決めている。
- Googleのクローラーがサイト内を巡回しやすいクローラビリティが高いこと
- ユーザーがスムーズに知りたい情報にたどり着けるサイトであるユーザビリティが高いこと
- コンテンツ作成
- 他のサイトよりも充実していることや情報に独自性があること
- 充実したコンテンツが多いとサイト自体の評価が高くなる(「ドメインパワーが強いサイト」と呼ぶ)
- 被リンク獲得
- 被リンクとは外部のサイトから自サイトに向けられたリンクのこと
- 被リンクの質と量が豊富かどうかも問われる
- サイトの内容が充実していると自然に他の外部サイトやSNS等でリンクが貼られることになるため
- しかし、意図的に増やすなどの小細工はペナルティの対象になる(SEOの歴史の関係でかなり厳しく監視している。)