はじめに
今回は普段の業務で使用しているLightning Web Components (LWC)の基本的な使用方法についてご紹介していきたいと思います。
概要
SalesforceのLightning Web Components(LWC)は、Web開発の最新技術をSalesforceに組み合わせる方法として非常に注目されています。
LWCコンポーネントは、以下の3つから構成されます。
・a.html - コンポーネントのマークアップ
・b.css - スタイルシート
・c.js - ロジック(データ取得や処理)
コンポーネント作成の流れ
以下のコマンドでコンポーネントを作成。
sfdx force:lightning:component:create --type lwc --componentname test
a.htmlにコンポーネントのHTMLを記述していきます。
<template>
<h1>テスト</h1>
<p>TESTです</p>
</template>
b.jsファイルにコンポーネントのロジックを記述します。例えば、ボタンがクリックされたときにメッセージを表示するロジックを追加します。
import { LightningElement } from 'lwc';
export default class test extends LightningElement {
message = 'テスト!!';
handleClick() {
alert(this.message);
}
}
c.cssでコンポーネントにスタイルを追加します。タイトルの文字色を変更する。
h1 {
color: red;
}
作成したLWCコンポーネントは、SalesforceのLightning App BuilderやVisualforceページに追加して表示できます。
最後に
LWCは、Salesforceアプリケーションのユーザーインターフェースを効率的に構築するためのツールでした。基本を抑えた後は、Apexとの連携などさらに深い知識を学んでいけたらと思います。