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単純な大量のテストデータをMySQL Workbenchから登録する方法

Last updated at Posted at 2023-12-20

IDが違うだけのデータでいいから大量のテストデータが欲しい時などに、以下の手順を踏めばサクッと大量データを登録できます。

LOAD DATAのファイルのインポート設定

MySQL Workbenchで以下のコマンドを実行し設定がONになっているか確認する。

SHOW VARIABLES LIKE 'local_infile';

local_infileの設定がONになっていない場合、以下のコマンドを実行しファイルのインポートを有効化する。

SET GLOBAL local_infile = 1;

次にMySQL WorkbenchのMySQL ConnectionsからManage Server Connections の画面を表示して、 「Connection」タブの「Advanced」タブを選択します。
そうすると「Others」という入力項目があるので、そこに「OPT_LOCAL_INFILE=1」を追加します。

以上で設定は完了です。

awkコマンドで大量のテストデータをCSV形式で作成

test.awk
BEGIN {
    # ヘッダー行を出力
    print "user_id,user_name,age"

    value=",\"test_user\",20"
	# 1万件のテストデータを出力
    for (i = 1; i <= 10000; i++) {
    	print i value;
    }
}

出力するデータは実際に使用するデータベースのテーブルの定義に従って作成してください。
今回の例ではuser_id, user_name, ageカラムのあるユーザーテーブルのテストデータを作成しています。

上記のスクリプトを作成後以下のコマンドを実行してCSVファイルに出力。

awk -f test.awk > test.csv

そうすると以下のような内容のテストデータが大量に作成できます。

user_id,user_name,age
1,"test_user",20
2,"test_user",20
3,"test_user",20
~以下略~

MySQL Workbenchからインポート

MySQL Workbenchで以下のコマンドを実行することで作成したCSVファイルのテストデータを一括でデータベースに登録できます。

LOAD DATA LOCAL INFILE '/Users/user1/Documents/test.csv'
INTO TABLE users
FIELDS TERMINATED BY ','
ENCLOSED BY '"'
LINES TERMINATED BY '\n'
IGNORE 1 ROWS

作成したCSVファイルでダブルクォーテーションが使用されている場合は、ENCLOSED BY オプションを使用すると、指定した文字に囲まれたフィールドの値が正しく読み込まれ、フィールド値に含まれる区切り文字(例えば、カンマ)がフィールドの区切りとして誤って解釈されることを防ぐことができます。

LOAD DATA LOCAL INFILELINES TERMINATED BYはWindowsかMacで書き方や設定する内容が異なってくるので、それぞれの環境に合わせて設定してみてください。

以上で終わりです!

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