composer = PHPのパッケージ管理システム
大抵の場合は、PHP関数のみではなくフレームワークやライブラリの活用を行う。
その際に、毎回それらをインストールするのは面倒。
composerは使うたびに名前を列挙するだけで呼ぶ出すことができる優れもの。
●⚪︎● 実際の流れ ●⚪︎●
新しいプロジェクトの中で、ログライブラリのmonologを使いたい場合。
1、PHPアプリケーションを作成するディレクトリに、JSONファイルを入れる。
{
"require": {
"monolog/monolog": "1.0.*"
}
}
composer.json は、アプリケーションで利用するパッケージ(ライブラリ)を列挙します。 ここに列挙したパッケージが、Composer による管理の対象になる。
2. composer.json に列挙したパッケージをインストール(ダウンロード)してみます。 composer install コマンドを実行する。
composer install
3.すると、vendor というフォルダが作成される。 この vendor というフォルダの中を表示してみると、プロジェクトで必要とする monolog がダウンロードされたことがわかる。
こんな感じ。
ls -l vendor
-rw-r--r-- 1 OSCA staff 183 9 23 15:45 autoload.php
drwxr-xr-x 10 OSCA staff 340 9 23 15:45 composer
drwxr-xr-x 3 OSCA staff 102 9 23 15:45 monolog
4.vendor フォルダの直下には、autoload.php というファイルも生成される。 この PHP ファイルには、 composer.json で列挙したライブラリを読み込む処理が書かれてるので、実際にコーディングを始める際には、つぎのように vendor/autoload.php を読み込めば、全てのライブラリが利用できるようになる。
require_once("vendor/autoload.php");