Kubernetesとは
Kubernetesとは、コンテナのオーケストレーションツールのことです。そもそもオーケストレーションツールとは、コンピュータシステム、アプリケーション、およびサービスにおける、設定、管理、調整の自動化を意味するそうです。つまり、システムにおけるコンテナ全体の管理を行うツールがKubernetesです。
ちなみにKubernetesをk8sと略すことがありますが、これはkとsの間が8文字だからだそうです。
Kubernetesがあるの何がうれしいのか
Kubernetesは複数のサーバ内にあるコンテナの全体を管理することができます。もしKubernetesがない環境であれば、各サーバーにログインしDockerコマンドを実行しなくてはなりません。これでは障害発生時や、コンテナのアップデートに相当な手間がかかってしまいます。
用語
- ノード：1つのVMまたは物理マシン
- ワーカーノード：実際にコンテナを動かすノード
- マスターノード：ワーカーノードを管理するノード
- クラスター：マスター・ワーカノードで構成されたKubenertesのシステム群
- マニフェストファイル：各種リソース構成や実行するコンテナイメージなどの定義を記述するファイル、コンテナはこのファイルに記載されている状態いに保たれる
- Pod（ポッド）：コンテナとボリュームがセットになったもの、基本的には１Podにつき１コンテナ、ボリュームがない場合も１コンテナを１Podとカウントする
おわり
業務でKubernetesを使ったことはないのですが、何となく知っておきたかったので簡単にまとめておきました。
いつか使えたらうれしい