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【スプレッドシート】知っておきたい便利なテクニック&関数集

Last updated at Posted at 2024-09-05

目次

1.テクニック編

2.関数編


Googleスプレッドシートを使っていると、ちょっとした効率化のために役立つテクニックや関数があることに気付きます。今回は、私が日常的に使用しているスプレッドシートのテクニックと関数をご紹介いたします。

1. テクニック編

1.1 次の空セルまで選択:Ctrl + Shift + 矢印(Windows) / Command + Shift + 矢印(Mac)

次の空白セルまで一気に範囲を選択できる便利なショートカットです。大量のデータを効率よく選択したい場合に最適です。

1.2 次の空セルまで移動:Ctrl + 矢印(Windows) / Command + 矢印(Mac)

次の空白セルやデータのあるセルに一気に移動したい場合に活躍します。手動でスクロールする手間を大幅に省くことができます。

1.3 値貼り付け:Ctrl + Shift + V(Windows) / Command + Shift + V(Mac)

書式を無視して値だけを貼り付けます。関数によって求められた結果の値のみをペーストする際に非常に便利です。

1.4 転置して貼り付け:右クリック → 特殊貼り付け → 転置して貼り付け

行と列を入れ替えてデータを貼り付けたい時には、「転置して貼り付け」機能が便利です。使い方は、貼り付けたいセルを選択し、右クリックして「特殊貼り付け」→「転置して貼り付け」を選ぶだけです。データを整理する際やレイアウトを変えたい時に頻繁に使われます。

1.5 テキストを列に分割

データがカンマやスペースで区切られている場合、それを複数の列に分割できます。特定の形式のデータを扱いやすくするために、メニューから「データ」→「テキストを列に分割」で簡単に利用できます。

1.6 範囲選択して複数セルにデータを一括入力:Ctrl + Enter(Windows) / Command + Enter(Mac)

範囲内の複数セルに同じデータを一括で入力したい場合に使えるショートカットです。一括で入力したいデータを先頭に複数のセルを選択し、Ctrl + Enter(Windows) / Command + Enter(Mac)を押すと、すべての選択されたセルに一括で同じ内容が入力されます

手動でコピー&ペーストする必要がなくなり、効率よくデータを入力できます。


2. 関数編

2.1 ROW()

ROW関数は、指定されたセルの行番号を返します。行ごとの計算や処理が必要な場面で役立ちます。

使用例

=ROW(A2)  // A2セルの行番号を返します。

2.2 CONCATENATE()

CONCATENATE関数は、複数のセル内容を結合して1つの文字列にまとめます。

使用例

=CONCATENATE(A1:F1)  // A1からF1の値を結合し、一つの文字列にします。

2.3 COUNTIF()

COUNTIFは、指定した条件に一致するセルの数をカウントする関数です。特定の数値範囲や文字列を持つセルを素早く集計できます。

使用例

=COUNTIF(A1:A10, "完了")  // A1からA10の範囲で、「完了」と入力されているセルの数を数えます。

2.4 INDIRECT()

INDIRECT関数は、文字列として指定されたセル参照を実際のセル参照に変換します。動的に範囲を指定したい場合や、別のシートやセルから参照を動的に管理したい場合に役立ちます。

使用例

=INDIRECT("シート名!B" & MATCH(A2, シート名!A:A, 0))  // シート名のA列でA2と一致する値を探し、B列の該当行を参照します。

MATCH関数と組み合わせることで、セルの内容に基づいて動的にセルや範囲を参照できます。

2.5 IMPORTRANGE()

IMPORTRANGEは、他のスプレッドシートからデータをインポートする関数です。複数のシートやプロジェクト間でデータを統合したい場合に便利です。

使用例

=IMPORTRANGE("スプレッドシートのURL", "シート名!A1:B10")  // 別シートから指定した範囲のデータをインポートします。


終わりに

今回ご紹介したテクニックや関数が、日常的なスプレッドシートの作業をより効率的に進めるための一助になれば幸いです。

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