1. Geminiにプロンプトを入力し、情報を収集・整理
まず、音声概要を作成したいトピックに関する情報をGeminiに集めてもらいましょう。
- Gemini にアクセスします。
- 入力欄に、音声概要を作成したい内容に関するプロンプトを具体的に入力します。例えば、「最新のAI技術の動向について、主要なポイントと将来の展望をまとめてください」や「再生可能エネルギーの種類ごとのメリット・デメリットと、普及に向けた課題をリストアップしてください」といった形で、できるだけ詳細な情報を得られるように工夫します。
- プロンプト入力後、
deep research
オプションが選択されていることを確認してください。これにより、より深く広範囲な情報を収集できます。 - 準備ができたら、送信ボタンをクリックします。
2. リサーチ計画の確認と実行
プロンプトを送信すると、Geminiが自動的にリサーチの計画を提案してくれます。
- 提示されたリサーチ計画に目を通し、意図した方向性と合致しているかを確認します。必要であれば、この段階で調整も可能です。
- 計画内容に問題がなければ、
リサーチを開始
ボタンをクリックしてください。Geminiが関連情報を収集し、整理を始めます。リサーチが完了するまで、しばらく待ちましょう。
3. 調査結果をGoogleドキュメントにエクスポート
リサーチが完了すると、Geminiは収集した情報を基に一つのドキュメントを生成します。
- 生成されたドキュメントの内容を確認します。これが音声概要の元となる情報になります。
- ドキュメントの上部に表示されている
Googleドキュメントにエクスポート
ボタンを選択してください。これにより、調査結果があなたのGoogleドライブに保存されます。
4. NotebookLMで新しいノートブックを作成
次に、作成したGoogleドキュメントをNotebookLMで読み込み、音声概要を生成するための準備をします。
- NotebookLM を開きます。
- 画面左上にある
+ 新規作成
ボタンをクリックし、新しいノートブックを作成します。
5. ソースとしてGoogleドキュメントを追加
作成した新しいノートブックに、先ほど準備したGoogleドキュメントをソースとして追加します。
- 新しいノートブックが開くと、
ソースを追加
というタブが表示されます。 - 左下の
Google ドキュメント
を選択します。 - あなたのGoogleドライブが開きますので、ステップ3で保存した情報収集結果のドキュメントファイルを選択し、ノートブックに追加します。
6. 音声概要を生成する
いよいよ音声概要を生成します。
- ドキュメントがソースとしてノートブックに追加されると、NotebookLMがその内容を分析します。
-
studio
タブ内の生成
ボタンをクリックします。(UIは更新される可能性があるため、類似の機能名を探してください) - 音声概要の生成が開始されます。処理にはドキュメントの長さや内容によって数分程度かかる場合があります。
- 処理が完了すると、生成された音声概要が表示され、再生したり、ダウンロードしたりすることが可能になります。
【代案】すでにある外部データから音声概要を作成する場合
もし、ステップ1〜3のようなGeminiによる情報収集プロセスを経ずに、すでにお手元に音声概要にしたいドキュメント(例: テキストファイル、PDF、コピーしたテキストなど)が存在する場合は、以下の手順で進めることができます。
- ステップ4 と同様に、NotebookLMで新しいノートブックを作成します。
-
ステップ5 のソース追加の際に、
Google ドキュメント
ではなく、ファイルをアップロード
(PDFやテキストファイルの場合)やテキストを貼り付け
などの適切なオプションを選択し、お手持ちのデータをソースとして追加します。 - その後、ステップ6 と同様の手順で音声概要を生成してください。
これで、Geminiで効率的に情報を収集し、その結果をNotebookLMで手軽に音声概要に変換する一連の流れが完成です。ぜひこの強力な連携を活用して、情報収集からコンテンツ活用までのプロセスを大幅に効率化してください。