はじめに
前回、Visual Studio Code ではじめるTypeScript(1)~環境構築~という記事を書いたのですが、色々と調べていると、Visual Studio 2017(VS Communityも含む)(以下VS)でもTypeScriptの開発が可能だとういことがわかったので、仕事でガッツリ使用しているVSで進めていきたいと思います。
また、VSに変更した理由を下記に挙げます。
- Windows上でのTypeScriptの開発環境は、VSCodeを用いた環境構築(開発環境)が検索結果として多いが、各種ツールやPlugin(Node.js、tslint等)を多用する関係で、各種仕組みに詳しくない場合にどツボにハマる。設定項目も多数あり、これまたどツボにハマる。設定項目が1つでも間違っていると、動かないことなどがあり、それらにコストをとられてしまう。
- 最終目的はASP.NETを使用して、Webサービスを作成することなので、VSのほうがいい。
もちろん、各種仕組みや、設定項目を理解するのはとても大事です。ただ、今回はTypeScriptの入門なので、仕組みを理解するのは一通り入門が終了してから進めたいと思います。
ということで、VSを使用してまずは簡単に開発環境を構築します。
対象読者
- VSを使用したTypeScriptの入門
- フロントエンドフレームワークの入門(だいぶ後半になるかと)
- Webサービスの構築の入門(同じく、だいぶ後半になるかと)
インストール作業
まず、VS2017またはVSCommunityをインストールします。
(結構な時間と、容量を必要とします。)
Visual Studio 2017
購入してください。
VS Community
下記リンクからインストーラーをダウンロードして実行。
https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/community/
インストール時の設定
インストール時のワークロードの選択は下記のようにお願いします。
あとはインストーラーおまかせです。
既にVSをインストールしている場合は、Visual Studio Installerの詳細→変更からワークロードを選択してください。
おわりに
今回はVSのインストールだけです。特に難しいことはないです。
次回は、プロジェクトを作成し、実際に動かしてみたいと思います。