ピボットテーブルで日単位の工数集計を行う
以下のような生データを、特定の1日だけカテゴリ別に集計して分析するときに、ピボットテーブルを使ってまとめてみたのだけれど、そこでハマったこと(将来忘れそうなこと)のまとめ。
【生データ】
開始 | 終了 | 摘要 |
---|---|---|
12/01 8:00 | 12/01 9:00 | 出勤 |
12/01 9:00 | 12/01 10:00 | 会議 |
やりたいこと
- 日付ごとにその日の時間の使い方を表示させる
- 各項目が繰り返し表示されるようにし、第一正規形にする
- 各項目の時間は、「1.5時間」などの表記とする
工数を*.*時間表記にする
生データからは1:00のような表記で差が取れるが、それを時間単位に修正するのに意外と手間取った。
対策は非常に簡単。Excel上で時刻表記されているものに対して×24し、表示形式を数値とすれば良い。
ピボットテーブルの設定
次のような設定を実施。
-
**日付フィールドを一旦行か列に配置し、**右クリック→「グループ化」を選択。図のように「単位」から「日」以外のチェックをすべて外す。
-
日付のグループ化を解除した後で、日付フィールドをフィルタに移す(デフォルト年や四半期などにチェックが入っているが、最初からフィルタに日付を置くとこのグループ化が選択できない)
-
小計が邪魔なので、ピボットテーブルをクリックし、リボン右端の「デザイン」を選択。左端の小計より「小計を表示しない」を選択
参考文献
- 時刻表示(0:30)を数値表示(0.5時間)に変換する
- ピボットテーブルでアイテムのラベルを繰り返す
- ピボットテーブル フィルター 日付ごとに集計したいが月ごとになる
- ピボットテーブルで小計と合計の表示と非表示を切り替える
余談
なぜこういう記録を付けるようになったかというと、朝なかなか早く起きれず悩んでおりまして。
『人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術』という本の中に、「時間簿をつけて自分の時間の使い方を分析してみると良い」というアイディアがあり、それを実践してみたところ、夜のスマホ利用が多いことが判明。
スマホを寝室に持ち込まないようにした結果、そこそこ改善されてきたので続けています。
正確に時間付けようとすると絶対長続きしないので、ざっくりつけるルールを自分の中で決めると良いです。