背景・目的・読み手
手軽な動作環境が欲しかったので、手元のPCにDocker Desktopを導入したときのまとめ。非常に簡単にLinux環境が用意できるようになっています。
導入手順
基本Windows に Docker Desktop をインストール — Docker-docs-ja 19.03 ドキュメントの手順通り実施することで手軽にDocker利用環境が整います。
インストーラーの入手と実行
上記手順に沿ってインストーラーをダウンロードしダブルクリックで実行。インストールに20分ぐらいかかるのと、インストールし終わった後再起動が入るため注意。
WSL2の導入。
再起動後Dockerが起動してくるのを待つ。起動させた後以下ポップアップが出たので、WSL2を導入する。
※このポップアップのRestartボタンはDocker Desktopの再起動となる。
WSL2の導入手順はこちら:以前のバージョンの WSL の手動インストール手順 | Microsoft Docs
上記手順の5.まで実施すればDockerが利用可能となる。
システムの確認方法(x64かARM64かの確認)についてはコマンドプロンプトで実施するのが楽。PowerShellで確認する場合は出力エンコーディングをシフトJISにし、Findコマンドのキーワードをシングルクォーテーションで囲む点に注意。
PS> $OutputEncoding = [Text.Encoding]::Default
PS> systeminfo | Find '"システムの種類"'
システムの種類: x64-based PC
今回はLinux カーネル更新プログラム パッケージをダウンロードし、インストール。その後以下コマンドを実行。
> wsl --set-default-version 2
WSL 2 との主な違いについては、https://aka.ms/wsl2 を参照してください
この操作を正しく終了しました。
ここまで実施するとDocker Desktopが使えるようになるので、以下チュートリアルを試してみる。
- Docker for Windows を始めよう — Docker-docs-ja 19.03 ドキュメント
- Part 1:概要説明とセットアップ — Docker-docs-ja 20.10 ドキュメント
試してみたこと
特に何もしなくてもコンテナは外部と通信可能・コンテナ同士の通信も可能。IPアドレスは172.17.x.xが割り当てられた。
コンテナ⇔ローカルのデータの受け渡しはdocker cp
コマンドで可能。
参考文献
- 初心者による初心者のためのDocker入門 その1 dockerコマンド編 - Qiita
-
Dockerコンテナでpingコマンドを使いたい【トラブルシュート対応】 | SyachikuLOG
- 素でUbuntuコンテナ立ち上げるとping入っていないので…。
- dockerコンテナにファイルを転送する - Qiita