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terraformによりlambdaとしてコンテナイメージをデプロイ

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コンテナイメージを用いたlambda

概要

デプロイ方法

zipとコンテナイメージの両方を簡単な図で示すと以下のようになる。

image.png
lambda_flow.png

terraformによるデプロイ

terraformによりlambdaの作成のみを行い、作成後のイメージ管理は行わない。
この場合、github actions等を用いて、イメージのbuild, push, lambdaの更新までを行うと管理が楽になる。

resource "aws_lambda_function" "function" {
  function_name = "<Function name>"
  description   = "<Description>"

  package_type = "Image"
  image_uri    = "<Account id>.dkr.ecr.<Region>.amazonaws.com/<ECR>:<Tags>"
  timeout      = <Timeout>

  lifecycle {
    ignore_changes = [image_uri]
  }

  role = <Role arn>
}

terraformでイメージ管理を行わない場合、イメージ更新の際はupdate-function-codeを用いると良い。
コマンド例は以下の通り。

aws lambda update-function-code --function-name "<Function name>" --image-uri "<Account id>.dkr.ecr.<Region>.amazonaws.com/<ECR>:<Tags>"

気づき

パブリックイメージは使用できない

パブリックイメージは使用できず、自アカウントのイメージを指定する必要がある。
このことに気づいたのは、ダミーとして適当なイメージを使おうとして、パブリックイメージが指定できなかったためである。
terraformによりイメージを管理しないと、lambda生成時にはダミーイメージを用いたら以下の二点が便利である。

  • 簡素なmoduleが用意できる (必要な引数はfunction_name, description, roleで、あとはデフォルト値を設定)
  • lambdaとecrを一度に作成できる (ダミーを使わない場合、lambdaを作る前にecrを作り、イメージをpushしておく必要がある)

サクッとダミーイメージを用意する

そこでダミーイメージを簡単に作れるようにした (yoshi65/lambda_hello_world_image)。
以下の手順で、ecrにdummy:latestが生成できる。事前に、認証情報は設定しておく必要がある。

git clone https://github.com/yoshi65/lambda_hello_world_image.git
cd lambda_hello_world_image
./hello_world.sh

もし消したくなったら、以下の通り。

./hello_world.sh -d

この生成に、terraformを使うか考えたけど、

  • ダミーイメージ自体はコンソールやcliから作る際にも活用できる
  • ecrをterraformで作ったところで、結局イメージプッシュのためのスクリプトは必要

などにより、使わなかった (気が向いた時に追加するかも)。

update-function-code後、すぐinvokeできない

lambdaを使用する際に、$LATESTを使わず、aliasを指定して、invokeすることは多い。
そこで、動作確認のためにinvokeし、正常終了を確認してから、aliasを更新しようとした。

その時、invokeにおいて

  • $LATESTを指定すると前のバージョンが使われる
  • update-function-codeでパブリッシュされたバージョンを使うとResourceConflictExceptionが生じる

invokeできないわけ

この理由としては、イメージの最適化が挙げられる。
コンソール上でイメージ更新を確認したことがあればわかると思うが、更新後すぐは更新中といった旨が上部に表示され、しばらくしたら完了の旨が表示される。

invokeするために

解決法としては、ステータスの更新を待てばいい。
以下のコマンドで解決する。

aws lambda wait function-updated --function-name "<Function name>"

lambdaの更新、待機、起動をまとめると、

aws lambda update-function-code --function-name "<Function name>" --image-uri "<Image uri>" --publish
aws lambda wait function-updated --function-name "<Function name>"
aws lambda invoke --function-name "<Function name>":\$LATEST response.json

感想

好みはありそうだが、コンテナイメージの方がzipより使い勝手はよかった。
コンテナイメージで設定していることが多いため、lambdaを作る際に必要な設定が減る。

Ref.

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