外出できないのでFPGAに触ってみた。基本的には下記の書籍に沿って行えばいいのだがハマる部分があるのでそこを中心に解説します。
今回は使用した環境は以下の通り。
・PC(windows10、メモリ12GB)
・FPGA(Altera DE0)スターターキット
・超入門!FPGAスタータ・キットDE0で始めるVerilog HDL(そこそこの値段するから図書館に購入してもらった。)
https://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/31/31371.html
まずは環境構築。スターターキットのCDを使って本に書いてある通りにソフトウェアのインストール。インストーラーを起動するだけでもそこそこ時間がかかったし、応答なしとかになるので保存する書類とかがある人はこの作業を始める前に保存すること。また、CDにインストールされてるソフトウェアのバージョンは最新ではないので最新のバージョンを使いたかったら下記のリンクを参照してください。僕はCDに入ってるやつでやりました。
2つのソフトウェアのインストールが終わったらドライバのインストール。多分ここで多くの方が躓くと思います。なぜならこの書籍がwindowsXPを想定して書かれていて、windows10だと同じようにいかないのです。
ここに僕が行った手順を載せておきます。
1.下記のリンクからファイルをダウンロードし解凍する。
http://www.terasic.com.tw/wiki/File:Usb_blaster_q16.1.zip
2.下記のリンクの「操作方法」1~6までやる。その後7の過程でドライバーソフトウェアを参照させるフォルダを訪ねられたら先ほど解凍したファイルを参照先にする。
https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/intel/130529/
3.デバイスマネージャーで認識できているか確認する。
ここまでできれば後はCDに入っているDE0のファイルのControl Panelで動作確認できればおしまい。あとは本に沿って行うだけ。
図1.Control Panelから操作した様子
感想としては2万円前後でこれぐらいのことできれば学習用には十分だと思います。ただ、FPGAの型が少し古いので新しい型が載っているボードが使いたい人はDE10とか使うといいと思います。