tsconfig.jsonのtargetには変換後のES editionを設定します。
対象を限定できるなら最新のほうがパフォーマンス等で嬉しい部分です。

残念ながら、現在Angularではes2016までしか指定できません。
以下のメッセージの通り、Angularで利用しているzone.jsがサポートできていないためです。

WARNING: Zone.js does not support native async/await in ES2017.
These blocks are not intercepted by zone.js and will not triggering change detection.
See: https://github.com/angular/zone.js/pull/1140 for more information.

もし該当機能を使ってない場合は最新にすることも可能です。

今後はzone.jsを着脱可能にする予定なのでそれまで待ちましょう
https://angular.jp/guide/roadmap