Javaをインストールする際、alternatives
でJavaのバージョンを管理することがよくあります。
例えば、OpenJDKが入っているマシンに対して、Oracle JDKをインストール後、
Oracle Javaを標準で使うようalternatives
コマンドで指定することができます。
# Javaのバージョン指定
alternatives --config java
ただし、このままではjstat
などのJDKに含まれているツールは変更されないままです。
上記の例だとOpenJDKのjstat
を使おうとしてしまいます。
alternatives
でjava
だけではなくjavac
も指定するようにすると、
JDKツールが一式変更されます。
# JDKツールのバージョン指定
alternatives --config javac
alternativesでコマンドを切り替える際に一緒に変更されるものは、
以下の方法で確認できます。
alternatives --display javac