その1はこちら
wc
ファイルの行数・単語数・バイト数を数える
wc ファイル名
# 行数のみを表示
wc -l ファイル名
# 単語数のみ表示
wc -w ファイル名
# バイト数のみ表示
wc -c ファイル名
sort
行単位でテキストをソートする。デフォルトはアルファベット順
# 指定したファイルの中身を行単位でソートする
sort ファイル名
# フィールドを指定してソートする
# 出力される5番目のフィールドをソートの基準とする
ps x | sort -k 5
# 各行を数値として評価してソートする
sort -n ファイル名
# ソート順を逆にする
sort -r ファイル名
uniq
「同じ行が連続している場合」に、重複を取り除く
uniq ファイル名
# ソートしてからユニークにする
sort ファイル名 | uniq
# 重複した行を数える
sort -c ファイル名
cut
ファイルなどの各行を指定した文字で分割し、分割したフィールドを番号で指定して出力する。dオプションを指定しない場合、タブがデフォルトの区切り文字となる。
cut -d 区切り文字 -f フィールド番号 ファイル名
tr
文字を変換、削除する
tr 変換まえの文字列 変換後の文字列
# 範囲指定して変換
# アルファベットの小文字を全て大文字にする
tr a-z A-Z
# 文字を削除する
tr -d 文字列
tail
末尾部分を表示する。デフォルトでは10行表示する。
#ファイルの末尾10行が表示される
tail ファイル名
# 行数を指定して表示する
# 末尾20行を表示する
tail -n 20
# ファイルの変更を監視しながら表示する
tail -f ファイル名
head
先頭を表示する。デフォルトでは10行表示する。
# ファイルの先頭を表示する
head ファイル名
diff
差分を表示する。編集前のファイルと編集後のファイルを比較するときなどに使われる。
# ファイルの差分を表示する
diff 比較元ファイル 比較先ファイル
# ユニファイド形式で表示する
diff -u 比較元ファイル 比較先ファイル