Excel、Word、PowerPonintの図の操作で、写真を編集する時の背景の削除。
ぱっと使ってみると一気にいろいろなところが削除されてしまって思い通りの操作ができないように感じます。
実は、コツさえ覚えれば簡単です。
背景の削除の出し方
背景の削除機能は、
1.背景を削除したい写真を選択
2.図ツールの書式タブが現れるので、最左の「背景の削除」
背景の削除の操作ボタン
この写真を背景の削除すると
こんな風になります。
このままどこかクリックしちゃうと、紫色のところがなくなってしまって、せっかくのカワフワのアルパカさんも台無しになります。
背景の削除をするとリボンがこんな形になります。
左から説明します。
保持する領域としてマーク
残したいところを指定する時にはじめにクリックするボタン
削除する領域としてマーク
消したいところを指定する時にはじめにクリックするボタン
すべての変更を破棄
いままで保持、削除したところを放棄してはじめの状態に戻します。
変更を保持
これでよしとなったら押すボタンです。
実際にやってみよう
目の部分が消えているので、これを復活させます。
保持する領域としてマークをクリックし、このように紫になっているところを横切るようにドラッグします。
すると、紫が消え、削除されなくなります。
続けて首のところを次のようにドラッグします。
少し首の領域が広くなりました。
おわかりになりましたでしょうか。
他のグラフィック系ソフトで領域を削除するときは、範囲をぐるっと囲むと同じような色の部分が選ばれるマジック選択となります。その感覚とは違うのがポイントです。
ペンでなぞったところに属する色、明るさを判断し、同じようなところを削除しないと判断します。
つまり、囲むのではなく、なぞるだけです。
では続けて、首回りと鼻先をスッキリさせてしまいます。
では、こんどは削除領域。
アルパカちゃんの目の横あたりに人の手があります。
削除する領域としてマークをクリックして、次のようにドラッグします。
手の領域が紫になりました。これで削除されます。
アルパカちゃんの頭のところにも手が見えるので削除します。
あと、もろもろ、追加したり削除したりします。
最後に変更を保持をクリックします。
背景が削除されました。
まとめ
今回はExcelでやりましたが、WordでもPowerpointでも同じです。