OutSystemsの資格に挑戦
とある理由から、OutSystemsの資格に挑戦しようと思い立ちましたため、
受験前から、受験後(今後)について、少しメモを残してみようと思い、書きました。
※体験記の記事は、本稿の最後に加筆しました。
OutSystemsの当方の理解
数あるローコード/ノーコードのツールの中で、老舗に部類されているものの、
フロントエンドは、Reactベース、バックエンドはC#ベース(現時点はIIS/Windowsベースアーキテクチャ)と理解。
動作するコードを自動生成もしくは、手動で追加できるツールと理解しました。
ローコード/ノーコードで、何が良いのかというのは、別の機会に。
・[参考]ノーコード カオスマップ(2022/8版)
https://ferret-one.akamaized.net/images/62fc3bf9db537d2e92838241/large.png?utime=1660697593
資格試験
資格として、従来のWeb型の資格と、HTML5モダンReactベースの資格があり、
Reactベースの最初の目標である「Associate Reactive Developer」を、直近受験する事を決めました。
短時間での試験勉強
短期間で取得することを目標に、集中してフォーカスするための作戦として、以下の事を徹底して臨みたいと思います。
・ 開発環境での実際の操作(Service Studio)
チュートリアルで、まず慣れる。
・ 試験範囲のPDF(以下の赤枠から、ダウンロード)
作戦を立てる。
ダウンロード後、Japaneseフォルダー内の「Associate Reactive Developer Certification Detail Sheet - JP.pdf」
・ 試験範囲に書かれていた該当箇所のオンラインヘルプ
・ オンライントレーニング
学習を進める。
・ 模擬試験PDF
試験レベルを知る。
上で、ダウンロードしたものに同梱「Associate Reactive Developer Sample Exam - JP.pdf」
・ 模擬試験解説
先人の方々の多くの情報から、学びを得る。
とりあえず、この方法で、進めてみる事にします。
申し込み
試験は、現在(2022/10現在)、東京と大阪のプロメトリック(東京はお茶の水のみ)で、支払いは、$200かバウチャーを購入して申込。
円安のため$200より、BlueMeme社さんのバウチャーのほうが安価のようであったが、法人のみのサービスとの事で、購入出来ずに、直接$200支払いで、OutSystemsの試験サイトからスケジュールを選択して、プロメトリックサイトにて申込。
試験結果
他の先人の方々の情報に沿って勉強を進め、無事合格に至りました。ありがとうございました!
集中して試験勉強に使ったのは、一週間ほどだったと思います。
・最初のお断り
問題の内容については、守秘義務のため、ここに記載する事はできません。予めご了承ください。
その上で、テスト受験前後の付帯情報部分について、記載しておきます。
テスト受験は、意外と緊張するので、事前に少しでも、認識があったほうが、
テストに集中する事ができるかと思いました。
・入室から退出までの流れ
ここでは、東京・お茶の水、ソラシティ5Fのプロメトリックテストセンターのケースとして記載します。
何度も受験されている方にとっては、当たり前の事かもしれませんが、初めての受験の方は、
意外と緊張して、バタバタしてしまうので、メモを残しておきます。
・入室まで
5Fまでエレベーターで到着したら、テストセンターの受付の案内があります。
テストセンターの中にはトイレが無いため、テストセンターの手前のトイレを事前に利用するのが良いかと思います。
テスト時間は、120分+チュートリアル分でしたので、長丁場になりますため、中座しないように、対策することがお勧めです。
・受付では
受験するテスト区分の確認があり、ロッカーキーと説明資料1枚を渡されました。
受験するテストの申し込み控えを印刷して持っていくと、受付がスムーズです。
顔写真付き身分証明書と、クレジットカードを求められましたので、持参がお勧めです。
準備出来ない方は、事前に必要な身分証明書を確認されることをお勧めします。
・ロッカーに荷物を預ける
持ち物は、すべてロッカーに預けます。
ロッカーキーと説明資料1枚と、身分証明書のみ、ロッカーに入れません。
携帯や鍵、ポケットのハンカチ、ティッシュも持ち込み不可です。
テスト中にティッシュが必要になった場合、2枚までテストセンターから提供あり、交換は申し出る事でもらえるらしいです。
テストセンターからの持ち出しも不可との事。
・セキュリティチェック
世界水準のチェックだそうで、
金属探知機チェック、衣服内のポケット全チェック、眼鏡を外して眼鏡自体に不正が無いかのチェック
マスクを外しての本人確認
がありました。
・テストルームへ入室
すべてチェックが完了したところで、入室時間をサインして、いよいよ入室です。
テストルームは、常に監視されており、試験監督の画面には、カメラの個別映像が表示されていました。
トイレは、テスト中利用可能とのことであったが、テスト残り時間は、カウント停止されないので注意。
今回受験したテストでは、メモ用紙(ホワイトボードとペン)の提供がなく、すべて画面で回答するとの事。
そのため、手元にメモを残せないので、注意。
テストルームには、すでに多くの、さまざまなテスト受験者が先に入室しており、
当方が受験したテストは、マウス操作のみのテストでしたが、
テストの種類によっては、キー入力がメインのテストもあるため、キーボードの操作音がうるさい感じがしました。
音が気になる受験者用には、耳全体を塞ぐヘッドフォンタイプの耳栓も用意されていました。
・チュートリアル
テストのシステムに慣れるためのチュートリアル。
回答を選択する以外に、以下の機能があり、活用することをお勧めします。
・問題文にマーキング
誤っているものを選択とか、通常の逆の回答を求められる引っ掛け問題など、
意識する必要がある部分に、黄色の蛍光マーキングを付けることができました。
活用するとよいと思います。
・明らかに間違っている選択肢に、取り消し線を付ける
選択肢の数を減らすためにも、こちらも活用することをお勧めします。
もともと、チェックを付けていた選択項目に、取り消し線を付けると、
回答したチェックもあわせて解除される仕様になっていました。
・後から見直しフラグ
後から見直しをしたい問題にフラグマークを付ける事ができました。
・回答済
回答済の問題番号の背景色が変わるので、問題を飛ばして先へ進んだ場合でも、戻って確認する時に有効です。
・問題番号タブ
50問のタブは、1画面で表示できないため、最初は1~30までが表示されていた。
タブは、↑↓で移動可能であるが、マウスのころころ(真ん中ボタン)でスクロールできないので、ちょっと面倒でした。
・テスト端末、環境
当方が利用した端末の画面に、前の受験者が書いたと思われる鉛筆の跡が残ってました。
テストセンターの担当者に申し出ると、きれいにしてくれたので、操作端末で気になる点があれば、 試験開始前に(カウントダウンする前に)、クリアーにしておく事をお勧めしたいです。
なお、テストセンター担当者が退出した後でも、呼び鈴で、申し出ることが出来るので、気になったら行動したほうが良いかと思います。
・問題は、解きやすいものから、進めたほうが良いかもです。
これは、個人の好みですが、50問を120分で回答するため、1問を2分ちょっとで回答する事になります。
問題は、単純に選択するだけの知識問題から、画面を見て長文を読んで、検討するタイプのものまで、混ざってランダムに出題されるため、単純なものを先にクリアしてから、長文に入ったほうが当方はお勧めです。
また、長文の問題は、圧倒されるため、選択肢をまずは確認して、選択肢のグルーピングや仲間外れ検出して、どの回答を期待している問題なのかを認識してから、本文に入ったほうが、解きやすいです。
・テスト終了
チュートリアル終了後、本試験120分の時間が終了すると、自動的に採点されます。
すべての問題を回答した後であれば、テスト終了(自爆?)ボタンにて、任意のタイミングで終了する事も可能です。
120分の試験時間でしたが、当方は、60分ほどですべて回答し、残り30分で見直しをして、終了ボタンを押して終えました。
終了後、合否は、画面上ですぐに確認ができます。(どこかの試験は、その場で結果が出ないものもあった。)
・退出
入室受付したところで、退出時間を記録して、終了です。
特にスコアレポートなど、渡されるものはありませんでした。
1時間以内に、スコアレポートは、メールでお知らせが来る仕組みになっています。
以上ですが、以前試験を受けた時より、変わっていた部分も多かったので、面食らったところもありました。
事前に、少しでも情報があると、受験に対する緊張が軽減されると思います。
みなさんが合格される事を願っております。