これはUnityという世界に転生した物語である。
1. 君の名は?
・・・
・・・・・・
こけし「ここどこだ!?」
こじゅろう「ここはUnityという世界じゃ」
こけし「Unity!?」
こけし「そして、あなたは誰?」
こじゅろう「わしは、こじゅろうじゃい。はて、君は誰じゃ?」
こけし「・・・・」
こけし「・・・記憶が・・・ないです・・・」
こじゅろう「じゃ、そこにスクリプトというのがあるんじゃ取ってくれんか?」
こけし「紙みたいなものですね、はいどうぞ!」
こじゅろう「まぁそうだわい、スクリプトに書けばプログラミングができるじゃけ」
こけし「このUnityの世界でプログラミングするために必要ってわけですね」
こじゅろう「Unityの世界だけじゃなく、もっと広い世界でも活躍できるんじゃ」
こじゅろう「スクリプトはTryCodeでいいかのう、名前はわかりやすいものが一番じゃ」
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
public class TryCode:MonoBehaivour
{
void Start()
{
//ここのこと
}
void Update()
{
}
}
こけし「いったい何をしているんですか?」
こじゅろう「まぁいいから見とれ、おまえさん名前がわからないんだろう」
こけし「転生したのか、やっぱり記憶がないみたいです」
こじゅろう「そうかい、じゃったらここにStartって書いてあるじゃろ」
こじゅろう「gameObject.nameと書いてみんかい」
こけし「わかった、ここだね」
こけし「・・・gameObject.nameっと、これでよし!」
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
public class TryCode:MonoBehaivour
{
void Start()
{
//とりあえず、こけしは書いてみた
gameObject.name
}
void Update()
{
}
}
こじゅろう「・・・そうか、言い忘れておったわ」
こじゅろう「Debug.Log()という呪文を使うんじゃったな」
こけし「呪文ですか!?」
こじゅろう「そうじゃ、第一の術デバッグログ!!みたいな感じじゃよ」
こじゅろう「カッコの中に書くんじゃ」
こじゅろう「あと、呪文のあとに ;(セミコロン)が必要だけん」
こけし「なるほど、こうですね」
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
public class TryCode:MonoBehaivour
{
void Start()
{
Debug.Log(gameObject.name);
}
void Update()
{
}
}
こじゅろう「うん、これでよかろう」
こじゅろう「そのスクリプトを君が大切に持ってなさい」
こけし「わかりました、持っていればいいんですね」
こじゅろう「じゃ、始めるぞ!」
こじゅろう「Unityデポチットナ!!(Unityで再生ボタンを押します)」
こけし「・・・」
こけし「何も起こきませんね」
こじゅろう「よく見んかい、ここに名前が出てるじゃろ」
こけし「こけしって書いてあります」
こじゅろう「それが君の名じゃ、こけし」
こけし「これが自分の名前かぁ、俺こけしに転生したの!?」
---つづく---