記事を書いた経緯
当たり前のようにNginxをエンジンエックスと呼ばれる昨今でございますが、ちょっとまってください。
ンギックスにしか見えません、ンギンクス派もいると思いますが、良いと思います。
エンがないのは僕の財布だけにして欲しいです。
なぜNginxがエンジンエックスと呼ばれるか、背景を知ると好きになれると思いました。
Nginxとは
Apacheと同じくwebサーバであり、同じくオープンソースソフトウェア
Apacheよりも、処理性能や並行性に焦点があてられて作られていて...
いま話題のWebサーバー「Nginx」とは? から引用させて頂きました
Nginxはもともと、C10K問題に対応するために生まれたWebサーバーです。
ふむ、先にapacheが世の中で使用されていて、その時から既にある問題を解決するために生まれたwebサーバという事で良さそうです、なかなかのヒーロー感。
C10K問題
↓を参考にさせて頂きました
C10K問題とnginx
Nginxならではの話といえば、C10K問題でしょうか
サーバのスペックに問題に問題がなくとも、同時接続数が多くなりすぎるとサーバがパンクしてしまう問題。
プロセス番号が足りなくなる事で起こる現象だそうで、色々な方がインターネットに接続する時代になると16ビットの世界は意外と狭いらしいです。
読み方の起源
ごめんなさい!!!思ってたより速攻見つかりました。ありがとうございます。
Nginx ユーザ会 #0 に行ってきました! から引用させて頂きました
エンジンという言葉をどうしてもいれたかった。そこからいろいろ文字を組み合わせて、すでに使われていてダメなものを省いたり、菟用曲折して、Nginxになった。とのこと。
Nginxのロゴの2個目の「N」が鏡文字になっているのは、ロシア文字が由来。発音が「イ」で、イゴールのロシア表記の頭文字でもあるのだそうです。
ちなみに、ロゴのNが鏡文字になってたのも知りませんでした、本当すみません...(見ても3秒くらい探しました)
そして、こんな記事も見つけました。
サイオステクノロジーがNginxの商用版「NGINX Plus」の国内販売を発表 から引用させていただきました
イゴール氏は、Nginxという名前の由来と綴りについて、「権利関係も含めて、1年位いろいろ考えた。」と語る。なんらかのエンジンであるという意味を込めること、Nginを「エンジン」と読ませるアイデア。さらに、UNIXのように最後にXを加えてトレンドさを出したかったということから、この2つを足してNginxが生まれたと説明した。
つまり、Nginxをエンジンエックスと読むのは開発者の気持ちが込められていました。
Nginxという単語もアイデアから生まれた物でした、凄くすっきりしました。
まとめ
Nginxをエンジンエックスと読むのは開発者の気持ちがありました、そして...
###初見でNginxをンギックスと読んでしまうのは、仕方のない事だった!!!!
別に間違いではなかったはず、きっとそうです。
でも、Nginxに込められた意味を知ったからには僕はエンジンエックスと呼ばせていただきます。
Nginxをンギっ...ってなってしまった人に、指を刺して「君は間違っている!!!」と指摘する前に、こーいう背景があった事を思い出すと良いですね!