目次
1. はじめに
こんにちは!新卒1年目の米満です。
この記事を開いていただきありがとうございます。
今回は、私が最近学んだSQLの基本概念とSQL文の使い方について書いていきます。
SQLはデータベースを操作するために欠かせないスキルです。
一緒に覚えていきましょう!
2. SQLの基本的な説明
SQL(Structured Query Language)は、リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)を操作するための標準的な言語です。データの定義、操作、制御、およびトランザクション管理を行うために使用されます。以下では、SQLの基本的な概念と主要な機能について説明します。
3. SQL文の基本的な説明
SQL文は、データベースに対する特定の操作を定義する命令文です。SQL文は大きく分けて以下の4種類に分類されます。
- データ定義言語(DDL): データベーススキーマの定義や変更を行うための文です。例として、テーブルの作成や削除があります。
- データ操作言語(DML): データの操作を行うための文です。例として、データの挿入、更新、削除があります。
- データ制御言語(DCL): データベースへのアクセス制御を行うための文です。例として、ユーザー権限の設定や取り消しがあります。
- トランザクション制御言語(TLC): トランザクションの管理を行うための文です。例として、トランザクションの開始、コミット、ロールバックがあります。
4. SQL文の基本的な書き方
SQL文は通常、大文字で書かれますが、小文字でも問題ありません。また、SQL文はセミコロンで終わります。次に、それぞれのSQL文の基本的な書き方について説明します。
DDL(データ定義言語)
DDLは、データベースオブジェクトの構造を定義するための言語です。以下に、代表的なDDL文の例を紹介します。
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CREATE: テーブルやデータベースを作成する文
CREATE TABLE users ( id INT PRIMARY KEY, name VARCHAR(50), email VARCHAR(50) );
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ALTER: 既存のテーブルを変更する文
ALTER TABLE users ADD COLUMN age INT;
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DROP: テーブルやデータベースを削除する文
DROP TABLE users;
DML(データ操作言語)
DMLは、データベース内のデータを操作するための言語です。以下に、代表的なDML文の例を紹介します。
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SELECT: テーブルからデータを取得する文
SELECT * FROM users;
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INSERT: テーブルに新しい行を挿入する文
INSERT INTO users (id, name, email) VALUES (1, 'Alice', 'alice@example.com');
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UPDATE: 既存の行を更新する文
UPDATE users SET email = 'alice_new@example.com' WHERE id = 1;
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DELETE: テーブルから行を削除する文
DELETE FROM users WHERE id = 1;
DCL(データ制御言語)
DCLは、データベースへのアクセス権を管理するための言語です。以下に、代表的なDCL文の例を紹介します。
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GRANT: ユーザーに特定の権限を付与する文
GRANT SELECT, INSERT ON users TO 'username';
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REVOKE: ユーザーから特定の権限を取り消す文
REVOKE SELECT, INSERT ON users FROM 'username';
TLC(トランザクション制御言語)
TLCは、データベーストランザクションを管理するための言語です。以下に、代表的なTLC文の例を紹介します。
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BEGIN: トランザクションの開始
BEGIN;
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COMMIT: トランザクションの確定
COMMIT;
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ROLLBACK: トランザクションの取り消し
ROLLBACK;
5. まとめ
この記事では、SQLの基本概念と主要なSQL文の種類、およびその書き方について解説しました。
まず、SQLの概要とその重要性について説明しました。
次に、SQL文にはデータ定義言語(DDL)、データ操作言語(DML)、データ制御言語(DCL)、トランザクション制御言語(TLC)の4種類があることと、各種SQL文の具体例と基本的な構文を紹介しました。
SQLを理解し、実際に使ってみることで、データベースの操作や管理ができるようになります!
この記事が、データベース管理の理解を深める助けとなれば幸いです!
質問やフィードバックがあれば、ぜひコメント欄にお寄せください。