はじめに
本記事は書籍購入や有料動画コンテンツを一切用いることなく、「基本情報技術者試験」の対策を行って合格した著者個人の体験記です。
※基本情報技術者試験の内容が2023年4月から大幅に変更されます。本記事は旧試験についての説明になりますので、参考程度にお読みください。
対象読者
- 基本情報技術者試験を受験したいと考えながら、一歩が踏み出せない人
- 未経験からエンジニア転職を目指している人
資格勉強にかけるお金がない（時間も）
多くの会社では資格受験の受験料補助が福利厚生で備わっていることが多いですが、書籍購入費や有料動画コンテンツへの補助が十分ではない場合があります。
プライベートな時間を消費して勉強しているにもかかわらず、少ない手取りから自己研鑽を強いられております。落ちたときのダメージが大きいので、より真剣に勉強するというモチベーションにはなりますが、資格取得へのハードルが高くなっていることは否めません。
お金をかけずに資格を取得したい（切実）
【無課金】基本情報技術者試験対策
本題の【無課金】で基本情報技術者試験の対策を行ったツールを紹介します。
午前試験・午後試験共通
「基本情報技術者過去問道場」 と 「【基本情報技術者試験YouTuber】すーさん」 を使用しました。
基本的な勉強の流れ
- YouTubeの動画を分野ごとに 「1.5 ~ 2.0」倍速 で視聴する
- インプットした分野の過去問を解く （2 ~ 3年分）
- 間違えた問題は過去問道場の解説を見るか、Youtubeを再視聴する
- 正答率が 8割程度 まで上がってきたら、別分野の解説動画をYoutubeで視聴する
上記のサイクルを2カ月回し続けることで、【基本的なインプット】と試験の【出題傾向】を把握することができました。
基本情報技術者過去問道場
過去問道場に関しては、他の合格体験記でもあるように絶対に活用するべきWEBサイトです。豊富な過去問が解説付きで、分野ごとにまとまっています。しかも 無料 で使用することができます。
おおよそのインプットが完了したら、ひたすらに過去問題を回しましょう。特に午前試験は知識系を問われることが多く、問題数も多いため、どれだけ問題に当たったかが合否に直結する場合もあります。過去の出題内容がそのまま試験に出ることもあります。試験中に確実に解けた問題が多ければ多いほど、精神の安定につながり凡ミスも防ぐことができます。
【基本情報技術者試験YouTuber】すーさん
こちらのYoutubeチャンネルでは、基本情報技術者試験の出題範囲の内容を分野ごとに動画で解説してくれています。
本チャンネルのいいところは
- イラスト等を用いての 解説が非常にわかりやすい
- 1つの動画が10 ~ 20分程度にまとまっており、隙間時間に視聴しやすい
- 倍速 で視聴しても解説の声が聞き取りやすい
- 試験範囲をほとんど網羅している
全体的な動画のクオリティも高く、上記の4点は特に優れており、学習中のユーザーに優しい設計となっていると感じました。極まれに誤字脱字はありましたが学習中にストレスを感じることもなく、試験内容の大まかなインプットを行うには十分すぎました。
※基本情報技術者試験の内容は2023年4月から大幅に変更されますが、本Youtubeチャンネルに新形式の勉強法についての解説動画が上がっていました。参考にできると思います。
試験結果
無事に合格することができました。
YouTube動画の視聴と過去問道場での問題演習の「インプット」と「アウトプット」が上手く嚙み合った結果であると思います。
これでエンジニアとしての市民権を得られたのかなと思います。
まとめ
【無課金でも基本情報技術者試験には合格できる】
勉強方法は人それぞれで、必ずしもベストプラクティスがあるわけではないと思います。短期であったとしても 継続すること が何よりも大切なのではないかと思いました。継続するためには 第一歩 が必要で、自分の場合はその一歩を躊躇する理由が お金 でした。
自分の体験が参考になるかは分かりませんが、読者の 第一歩 の助けになれればと思います。
皆さん、頑張りましょう。自分も頑張ります。