はじめに
いつもお世話になっております!兼業主夫SESの@yone051319です!
2023年12月〜2024年2月にかけて転職活動を行いまして、無事に終了しました。
結論としましては、キャリアは詰んではいなかったのですが、かなり厳しい状況 でした。
将来振り返りする際や当時の状況を残したいと考え、書き留めました。
採用関係の方や同年代の方の参考になれば幸いです。
筆者のスペックと家庭事情
- 非情報系の地方国立大院卒
- エンジニア歴3年目(2社目)
- 1社目退社〜現職入社までに10ヶ月の空白期間あり
- 共働き(妻は医療従事者で激務)
- 子供は1歳
- 家事育児負担割合 自分:妻=4:1
上記の記事は子育て中の状況を言語化しており、非常に共感できる内容でした。
(首が折れそうなほど頷きました)
保有資格
- ExcelVBAエキスパートベーシック(2022年4月)
- ITパスポート(2022年5月)
- 基本情報技術者(2022年11月)
転職軸
転職軸は下記の2軸でした
1. 育児のため中長期的なリモート環境を確保すること
2. マネジメント方面へのキャリアに向けての成長環境があること
子供の保育園関係や病院受診を含めた育児全般と、日々の家事を主に担当していることもあり、フル出社を求められる就業はできない状況でした。
エンジニアとしてもPLやPMといったマネジメント層へ進むことを見据えて、それらポジションの存在と会社としてバックアップしていただける環境を求めました。
結果
書類落ち: 41社
選考途中辞退: 24社(カジュアル面談、書類通過、1次面接通過を含む)
1次選考落ち: 16社
2次選考落ち: 1社
最終面接落ち: 3社
内定: 2社
企業側からよくされた質問
* 経歴を教えてください
* 志望動機を教えてください
* 前職の退職理由を教えてください
* 転職理由を教えてください
* 3年後、5年後のキャリアの希望について教えてください
* マネジメントに進みたい理由を教えてください
使用したサービス
* 転職ドラフト
* リクナビエージェント
* レバテック
* Green
主に上記の4つのサービスを使用しました。
まず、転職ドラフトを使用してオファーをいただける粒度感の職務経歴書を作成するのが良いかと思います。
携わったプロジェクトの内容だけでなく、自身の役割や貢献などを詳細に記載する必要があります。自分自身を見つめ直し、スキルの棚卸しができるはずです。
(転職ドラフト招待コード:FAEO)
作成した職務経歴書を持って各社のサービスに登録し、スカウトの中から条件に合いそうな企業とカジュアル面談を実施する流れで進めました。
印象的だった質問
今回の転職活動にあたって印象的であった質問の一部を記載します。
やはり、働き方の部分で答え難い質問をされたことが印象に残っています。
「うちは出社必須ですけど、就労できますか?」
無理です
中長期的なリモート環境を求める旨の転職軸をレジュメに記載しています。スカウトを送るのであれば見てから送っていただきたいです。(お互いに時間の無駄になってしまいます)
「この1年(2023年)は資格の取得に向けたチャレンジはしなかったの?」
すみません。
当日に子供の体調不良で受験できない可能性が高いです。
そもそも満足に勉強時間を確保できないので、業務に関係するインプットで精一杯でした。
「奥さんが医療従事者なら、あなたが専業主夫になってもいいんじゃない?」
ないです。
パートナーが医療従事者の人は主夫(婦)にならないといけないというルールでもあるのでしょうか?
「育児を主体にして、エンジニアとして成長したいというのは矛盾しているよね(笑)」
御社の育児中エンジニアは全く成長していないんですね。
隣に座っている人事の女性が苦笑いしてますよ
育児と仕事のバランスが重要だと思います。子供の成長とともに仕事に注力する時間も増えるので、ジャンプアップに向けての助走期間にできないでしょうか?
「家事も育児も仕事も抱える過酷な状況かと思います。継続できている秘訣は何でしょうか?」
子供の成長を毎日楽しむことだと思います。
その時間を確保したいです。
まとめ
今回の転職活動で感じたのは、育児と仕事の両立を目的とした転職は自分の場合は難しいということでした。
「会社として求める自分」や「仕事人としてありたい自分」が、「家庭内であるべき自分」とのバランスが取れなくなると、最も大切な家庭が崩れてしまい全てを失いかねません。
求職者として 「自分を雇用することにあたってのリスク」ではありますが、カジュアル面談や1次面接のフェーズで積極的に話すことを意識しました。
「定着懸念」や「働き方の確約が困難」といった理由で選考落ちすることが多々ありました。逆に入社してから、「リモート案件がない」であったり「保育園送迎による中抜けが許可されない」といった、就労困難な会社都合が発生する前に気が付くことができて良かったと切り替えました。
社風によるかと思いますが、プライベートを大切にして長期的な就労を目指す事を目的とした転職活動について、面接官さんの個人ベースで理解していただけることが意外にも多かったです。もちろん企業の採用戦略との兼ね合いになりますので、ご縁がなかった結果となることも多くありました。
めげずに根気よく転職活動を続けた結果、自身の状況や今後のキャリア方向に共感していただく企業と出会うことができました。
最後に
この記事が、同じような状況にある方々の助けとなれば幸いです。
長文にもかかわらず、読んでいただきありがとうございました。
引き続き頑張ります!