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React入門 - Tips7 - immer。オブジェクト配列のクローン

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目次

この記事を書くに至った理由

formikを使用し、繰り返し項目を使用する場面でよく分からないエラーが出て、少しはまりましたが解決しました。
結論は、formikの繰り返し項目と紐づけている定義のオブジェクト配列のクローンの仕方に問題があったようです。
(入力画面でその繰り返し項目を使用しました。確認画面へ遷移し戻るボタンで戻って来た場合に、遷移前の入力状態を復元させる部分でオブジェクト配列をクローンしているつもりが参照になっていました。それが原因で項目値をコードで変更させようとするとreadonly property的なエラーが出ていました。)

オブジェクト配列のクローン

javascriptでのオブジェクト配列のクローンは簡単には出来ないみたいですね。
ディープコピーとかシャローコピーとかそんな言葉もありますね。
ディープコピーとかクローンについては、ググってください。

試したコード

// 配列にするオブジェクト
type Test = {
    itm1: string;
    itm2: string;
}
// オブジェクト配列を含むオブジェクト(これを試します。)
type Tp = {
    tp1: string;
    tp2: string;
    test: Test[];
}

// 元ネタを初期化(値を入れておきます。)
const motoNeta: Tp = {tp1: '123', tp2: '456', test: [{itm1: '789',
itm2: '012'}, {itm1: '111', itm2: '222'}]}

// クローンできるか試すパターン
const {test, ...test2} = motoNeta; //1)元ネタをオブジェクト配列とそれ以外に分離
const slice = test.slice();  // 2)1)で分離したオブジェクト配列をslice
const spread: Test[] = [...test];  // 3)1)で分離したオブジェクト配列をスプレッド構文で展開
const assign = Object.assign([{}], test); // 4)1)で分離したオブジェクト配列にOBject.assignを使ってみる
const create = Object.create(test); // 5)1)で分離したオブジェクト配列にOBject.createを使ってみる
const jsonp: Test[] = JSON.parse(JSON.stringify(test))  // 6)1)で分離したオブジェクト配列にJSON.parse(JSON.stringify

// クローン出来ているか確認するため、test配列の一部を変更します。
test[0].itm1 = 'xxx'

// 全パターンを出力して確認します。
console.log(motoNeta)
console.log(test2)
console.log(test) //NG
console.log(slice) //NG
console.log(spread) //NG
console.log(assign) //NG
console.log(create) // NG
console.log(jsonp) //OK

出来るパターンは上記だと一つしかありませんね。
こんなサイトで試してみてください。

JSON.stringifyで展開してJSON.parseする。
しかし**このやり方は、オブジェクトの中身がstringなどに限るようです。date型などの場合、おかしくなるとどっかのサイトに書いてありました。**

immer

現場にいる、他社さんに教えてもらいました。
immer。こんなのがあるんですね。
先の方法よりも簡単にクローンを作成することが出来る感じです。

ここによると

yarn add immer
でインストールし使用できるみたいです。

試したソースは以下。
こちらの場合は、
自分PCで試してもよりですが、こんなとこだとすぐ試せます。

import produce from "immer"

export default function App() {
  const baseState = [
      {
          todo: "Learn typescript",
          done: true
      },
      {
          todo: "Try immer",
          done: false
      }
  ]

  // クローン作成し、doneの値を変えてみる。
  const nextState = produce(baseState, draftState => {
      // draftState.push({todo: "Tweet about it"})  // 新しいクローンに要素追加を試す場合、コメントアウト解除してください。
      draftState[1].done = true
  })

  console.log('baseState');
  console.log(baseState);
  console.log('nextState');
  console.log(nextState);

  return (
    <div className="App">
      <h1>Hello CodeSandbox</h1>
      <h2>Start editing to see some magic happen!</h2>
    </div>
  );
}

immer便利かもしれない。。

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