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【AWS EC2 エラー】ssh port 22 Operation timed out

Last updated at Posted at 2016-09-16

2022年4月17日追記

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築を読み、こちらの設定について改めて学び直しました。
SSH接続を可能にするために、SSHの送信元として設定できるのは以下のいずれかのようです。

  • カスタム 0.0.0.0/0 ※ 非推奨
  • カスタム インスタンスを管理するパソコンのIPアドレス(おそらくここで見れるIPアドレス)
  • マイ IP

AWS上の仮想サーバーであるEC2に、リモートログイン(SSH接続)をする際にどこから接続するか、が「送信元」に当たります。

「送信元」を「0.0.0.0/0」とした時、「どこからでも接続できてしまう」という意味になってしまうため、悪意ある第三者が不正な侵入を試みる恐れがあるようです。(※この本では「0.0.0.0/0」として設定していることもあり、商用ではなく実験用であればこの設定でもよいと思います。)
「インスタンスを管理するパソコンのIPアドレス(SSH接続を行うのに使うパソコンのこと)」、あるいは、「マイ IP」を選択するのがより安全とのことです。

「インスタンスを管理するパソコンのIPアドレス」や「マイ IP」を選んだ場合の注意点として、プロバイダーに再接続するたびにIPアドレスが変わる可能性があるため、接続できなくなったときは毎回、AWSマネジメントコンソールで、セキュリティグループの設定を開き、SSHの送信先で設定されているIPアドレスを更新する必要があるそうです。

こうやって解決した

① セキュリティグループのインバウンドで、sshの送信元を 自分のパソコンのIPアドレス (←重要)に設定する必要がある。

ここで"カスタム"や"任意の場所"ではなく、"マイIP"を選ばないとダメだった。
Screen Shot 2016-09-15 at 7.52.54 PM.png

② その後インスタンス上で右クリック、インスタンスの状態->停止。そして開始。(再起動ではダメなことがあるらしい。)

Screen Shot 2016-09-15 at 8.01.30 PM.png

参考

http://noshipu.hateblo.jp/entry/2014/09/16/214248
http://www.studio-fix.com/blog/kaoru/2009/05/17/post175/

AWS Amazon EC2公式を見ると・・・

インスタンスへの接続に関するトラブルシューティング

セキュリティグループルールを調べます。 適切なポートのパブリック IP アドレス(←自分のPCのIPアドレスのこと) からのインバウンドトラフィックがセキュリティグループルールで許可されている必要があります。

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/ にある Amazon EC2 コンソールを開きます。
  2. 画面左の[インスタンス] を選択し、インスタンスを選択します。
  3. 画面下の[説明] タブで、[セキュリティグループ] にある [ルールの表示] を選択して、有効なルールのリストを表示します。
  4. Linux インスタンスの場合: ご使用のコンピュータから ポート 22(SSH)へのトラフィックを許可するルールがあることを確認します。

カタカナ多すぎ&日本語・・・

前提設定の確認

チェックリスト

  1. VPCが作成されているか?
  2. サブネットが作成され、1で作成したVPCを選択しているか?
  3. インターネットゲートウェイが作成され、1で作成したVPCにアタッチしているか?
  4. ルートテーブルが作成されているか?
  5. 4の ルート が、送信先「0.0.0.0/0(IPv4の場合)」、ターゲット「igw-hoge123fuga(3で作成したインターネットゲートウェイのID)」になっているか?
  6. 4の サブネットの関連付け が、2で作成したサブネットになっているか?

上記がEC2でサーバーを構築するのに最低限必要なVPC領域の作成となります。このチェックリストを基に作成したVPCを選択し、インスタンスを作成するようにしてください。

用語集

  • VPC(Virtual Private Cloud): クラウド上のプライベートなネットワーク空間。
  • サブネット: 分割されたVPCの領域。
  • インターネットゲートウェイ: VPCのサブネットを、インターネットに接続する出入り口。
  • ルートテーブル: サブネットとインターネットゲートウェイの間のルーター。
    • 設定1: VPC領域のCIDRブロックである「10.0.0.0/16」に含まれるIPアドレス宛のパケットであれば、VPC領域のルーターに接続されている相手への通信なので、VPC領域のルーター(つまり自分のローカル)にパケットを転送する。
    • 設定2: 0.0.0.0/0の範囲宛(全てのIPアドレス宛)のパケットはインターネットゲートウェイに転送する。※ これがないと、サブネットをインターネットに接続できない。

参考リンク

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