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Power AppとExcelを使ってアプリ開発 その1:初めてのアプリ編

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この記事について

この記事はPower Appsを使用してExcelのデータから簡単なアプリを一つ作ってみるというものです。
つたない点もあるかとは思いますが、ご容赦ください。

前回の話
前回はプロトタイプ開発をどのように進めたのか・どういった反応があったかについて書きました。
今回は技術的にどうやって開発をしていくのかについて記事にしようと思います。

使用するソフトウェアとデータ

ソフトウェア

  • Excel
  • Power Apps
  • OneDrive

注意事項

Power Appsは職場や学校などのアカウントでないと使用することが出来ません。
個人利用はできませんのでご注意ください。

データ
Excelファイル

作成するアプリケーションの内容

施設内にある設備の点検データを検索するアプリケーションです。

施設 → フロア → 設備 → 点検履歴

といった感じで検索をして、最終的に必要なデータに到達するようにします。

開発開始!!!!

データの準備

まずは使用するデータを用意します。
とはいえ、上の「使用するソフトウェア/データ」においてあるので、そこからZIPファイルをダウンロードして解凍するだけですが。
解凍すると**「施設管理.xlsx」が出てきますので、それを自分のOneDrive**の中に突っ込みます。

image.png

これで完了です。

Excelの中身

  • シート1:施設マスタ
  • シート2:フロアマスタ
  • シート3:設備マスタ
  • シート4:点検履歴

それぞれテーブル名です。

最初のアプリ開発

まずはPower Appsのページにアクセスします。
Power Apps
ログインをします。
すると以下のように画面が切り替わると思います。
image.png
左のタブの中から作成を選択します。
image.png
今回はExcelデータがすでに存在していますので**「データから開始」の中にあるExcel Online**を選択します。
image.png

----ちょっと待機----

会社のアカウントのため一部塗りつぶしをしています。
先ほどExcelを保存したOneDriveを選択してその中にある「施設管理.xlsx」を選択します。
image.png

次に使用するテーブルを選択します。
ここで選択したものが最初のページになります。
今回は一番最初に施設の選択をしたいので施設マスタテーブルを選択します。
image.png
次に右下に表示される**「接続ボタン」**を選択します。
image.png

----ちょっと待機----

待っていると無事にアプリケーションの画面が表示されました。
image.png

画面構成

ツール

画面の一番右側にあるのがツールです。
一番上の三のようなマークをクリックすると広げることが出来ます。
image.png

  • ツリービュー:アプリ画面の構成
  • 挿入    :アイコンや表示項目の追加
  • データソース:必要なデータの追加・削除(Excelのテーブルなど)

高度なツールは試験段階らしいので無視します。

ツリービュー

ツールでツリービューを選択した際に表示されるものです。
image.png
白い四角image.pngが画面一つに対応しています。それを選択すると中に含まれている項目が表示されます。
image.png

テストしてみる

この時点ですでにアプリケーションとして機能するので、ちょっと見てみましょう。
画面右上にある再生マークを選択します。
image.png
すると表示が切り替わりアプリケーションだけが画面上に表示されるようになりました。
image.png
設備をクリックするとその詳細画面に遷移します。
image.png
簡単にアプリが作成できることがわかりましたね。

予定

無事にアプリケーションを作ることが出来ました。
とはいえ、このままではまだ使えるアプリではありません。
テーブルは他に3種類ありますし、データの追加もできるようにしたいです。

次回からは画面の追加や表示項目の変更などについて書いていこうと思います。

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