QlikViewユーザの皆さん、ストレージの容量不足に陥ってない?
大量のデータを取り込んだQVWファイルを修正を重ねて、都度履歴を残しておきたいというとき、その都度ファイルで残していると、知らないうちにストレージが...なんてことになる。
今回紹介するのは、ロードスクリプトの修正を行っている時に、スクリプトのみファイルで履歴を残しておき、その時点の状態に戻せるワザを紹介する。
#スクリプトをファイルでエクスポート
現在のロードスクリプトの状態は下記のようにMainタブとDataタブで成り立っている。こんなふうに2つのタブなら、コピペで何ら問題はないけど、実際の開発となるとタブは数十にもなったりする。
これはコピペは無理。
できればタブの構成も含めて再現できるといいよね。
まず、現在のロードスクリプトをエクスポートする。方法は
ファイルメニュー -> スクリプトファイルにエクスポート
こんなふうに保存する。ファイルの形式はqvs形式。
任意にその状態がわかる名前で保存すれば、あとから管理が楽になる。
#スクリプトファイルのインポート
では、上で保存したファイルからスクリプトファイルを取り込んでその時点でのスクリプトの再現してみよう。
まず、このように変数の値を編集しちゃった、しかもQVWファイルを上書き保存しちゃったとする。
スクリプトは思い切って全て削除する。
やり方は、ちまちまタブを削除するのではなく、
編集メニュー->スクリプト全体を削除
スクリプト全体を削除しても、下記のようにデフォルト設定(SET文)は残る。
しかし、ここは惜しげもなく、ドラッグして消してしまおう。
この状態で、挿入メニュー -> スクリプトファイルを選択し、上で保存したファイルを指定して開く。
スクリプトを開くと、下記のようにMainタブに全部がまとまってスクリプトが展開される。
//$tab Main
//$tab Data
というのがタブ名なんだが、この状態では、
このコメントを元にタブ作れっていうわけ?タブがたくさんあったらやってられないじゃん!
といいたくなる。
しかししかし、ここは黙ってそのまま[OK]で閉じる。
そして、再度スクリプトエディタを開くと、タブが再現される。
空白のMainタブができてしまうのはお愛嬌、削除しちゃってね。
#まとめ
QlikViewのロードスクリプトの修正だけなら、qvsファイルの管理さえきちんとしておけば、履歴管理も楽になる、これで惜しげもなく、ファイル(ここではqvs)を保存しちゃおう。
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ファイルメニューの「外部スクリプトファイルを開く」でできるんじゃないかと思っていたんだけど、タブの再現はできないみたいで、じゃあレイアウトファイルでエクスポートするか...など考えてみたんだけど、実は上記の方法であっさり解決。
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ファイルメニューの「外部スクリプトファイルを開く」でできるんじゃないかと思っていたんだけど、タブの再現はできないみたいで、じゃあレイアウトファイルいエクスポートするか...など考えてみたんだけど、実は上記の方法であっさり解決。
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