.NETテクノロジーまとめ

良く言えば多様化

.NETほにゃららが溢れていて、どういうフレームワークがあるのか、いつ何を使うのか、実は知らないだけでそんなのあるんかい！ということが日常茶飯事です。一時期 Java開発していたのもあって、何がなんだかです。（Javaも大概多いですけどね）

概要レベルの全体像はこんな感じ。

全てを書き上げる自身はありませんが、がんばってみます。

いやいや、もっとちゃんと知りたい！という方はこちらへ。
https://blogs.msdn.microsoft.com/chack/2013/09/11/net/

デスクトップ アプリケーション

• .NET Windows Presentation Foundation (WPF)
  RIAなデスクトップ・アプリケーション。UIにはXAMLを利用する。XAMLはストアアプリケーションでも利用するので、覚えると両方の開発スキルとなる。

• .NET Windows フォーム
  クラシカルなWindowsフォーム。慣れている人が多いだろうけど、今後のスキルのためにもWPFの方が良いかと。。

• LightSwitch プロジェクトのデスクトップ クライアント
  モデル駆動型開発によって2層アプリケーション(Out of Browser SilverLight＋DB、3層アプリケーション(Out of Browser SilverLight＋IIS＋DB) の開発が行える。

Windowsストアアプリ

お好きなので。

• .NET/XAML
• WinJS/HTML5
• C++/XAML

UWP (Universal Windows Platform)

お好きなので。

• .NET/XAML
• WinJS/HTML5
• C++/XAML
• Apache Cordova： JavaScript、Android／iOS
• Xamarin： C#、Android／iOS
• Unity： C#、Android／iOS／Mac／Linux／Xbox／PlayStation
• Visual C++ for Cross-Platform Mobile Development： C++、Android／iOS

Webアプリケーション

• LightSwitch プロジェクトのWeb クライアント
  デスクトップと同じくモデル駆動型開発のよって3層ブラウザ(In Browser SilverLight＋IIS＋DB) の開発が行える。

• ASP.NET Web フォーム
  Windowsアプリケーションと同じ感覚でイベントドリブンなWebサイトを構築できます。従来のWindows開発者であれば馴染みありますが、昨今のHTML/JavaScript開発とはかけ離れています。

• ASP.NET MVC
  Railsを意識した大規模開発向けのフレームワーク。MVCといってもルーティング、モデルバインド、ヘルパーメソッドといったViewやControle部分が主でModel部分はADO.NET、LINQ、.Net EntityFrameworkを利用する。

• ASP.NET Web ページ
  Webフォームは今時じゃない、MVCは大げさすぎる、といことで登場。Razor記法によってHTML内にC#やVB.NETのコードを埋め込んでいく。ページとコードを分離しない単一管理が嫌いな人には使えない。

• APS.NET Single Page Application (SPA)
  これは単体のフレームワークではなく、APS.NET MVCを利用した設計パターン。Knockout(JavaScript内で MVVMパターンをサポート)や Breeze(高度なデータ管理が可能)などのJavaScriptライブラリを多用。双方向通信するには SignalR を使用する。

• ASP.NET Scaffolding
  データモデルとなる型を元に、CRUDを行う画面とそのコードのスケルトンを自動で生成する機能。

Web サービス

• ASP.NET Web API
  RESTによるWeb APIを提供する。データ形式は OData、JSON。ちなみにGoogleさんが提唱しているのはGData。

• Windows Communication Foundation (WCF)
  サービス指向アーキテクチャのためのSOAPを用いたプロセス間通信を提供している。トランスポート・プロトコルとしてHTTP/HTTPS/TCP/名前付きパイプ/MSMQが利用できる。

• WCF Data Services
  ODataのみをサポートしたREST

• Windows Workflow Foundation (WF)
  ワークフローモデルを記述することで動作可能なアプリケーションを構築する。外向きにはWCFだが、内部ではワークフローに従ったビジネスロジックが動作する。

• ASP.NET SignalR
  WebSocketなどを用いたリアルタイムな双方向通信を行うフレームワーク。数多くのクライアントに対してプッシュ通信できる。

データーアクセス

• ADO.NET (ActiveX Data Object .Net)
  データベースへの接続・操作、トランザクション管理といったデータプロバイダと、DataSetコレクションと呼ばれるデータをメモリ上に保持する仕組みの提供している。

• ADO.NET Entity Framework
  O/Rマッパー。開発スタイルデータベースファースト、モデルファースト、コードファーストが選択できる。接続のリトライと非同期処理もサポート。

• LINQ to SQL
  クエリー式によるSQL操作。

その他のテクノロジー

• Unity Application Block
  DIコンテナ

• MEF (Managed Extensibility Framework)
  プラグインを作るためのフレームワーク

• WIF (Windows Identity Foundation)
  認証フレームワーク

• TPL (Task Parallel Library)
  タスク並列ライブラリ

• PLINQ (Parallel Linq)
  クエリー並列

• Microsoft Bot Framework
  Skype、Slack、SMS、メールなどに向けたBotを作るためのフレームワーク

所感

なんか、書ききれていない気がします。
というか、説明があっさりすぎて、分かる人にしか分からないというパターン。
MVVMとかRESTとかSOAPとかLINQとかDIとかO/Rといった用語が分からない方は、まずはそれらのお勉強を！