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SPFレコードの設定

Last updated at Posted at 2017-02-20

前提

  • DNSサーバーはお名前.comやムームーなどで取得をしてレコードの管理をしている。
  • グループのメールプラットフォームは、google suiteを使っている。
  • DNSレコードで、googleのMXを設定している。

このような状況で、たまにグループ使用しているドメインが、相手先の迷惑メールホルダに入ってしまうことがあったので、DNSレコードにspfの設定を追記しました。

SPFとは

  • Sender Policy Frameworkの略
  • もともとSMTPの仕様で、メールのヘッダーエンベローブのFROMと、メールを受信した際に表示されるFROMは同じである必要がない。
  • よって悪意ある送信者は任意でヘッダーエンベローブを偽造することができる。
  • そのため受信側のSMTPサーバーは、送信側のSMTPサーバーが本当に証明されているものなのかをDNSレベルで判断する必要がある(昔はやりたい放題でした)。
  • 受信側SMTPサーバーは送信側SMTPサーバーから送られてきた、MAIL FROM:コマンドの引数に指定されているドメインのDNSサーバーに対して、spfが設定されているかを確認し認証する。

詳しくはこちらを確認頂ければと思います。

SPFレコードの手順

  1. googleのspf設定を確認。こちらの、「v=spf1 include:_spf.google.com ~all」が、それにあたります。
  2. 使っているDNSサービスのコントロールパネルを開き、対象のドメインを選択。
  3. DNSレコードの追加で、以下のように設定し登録。
ホスト名(サブドメイン) タイプ 内容
TXT v=spf1 include:_spf.google.com ~all

これで、このドメインで指定しているMXサーバー(送信側SMTP)から、受信側SMTPサーバーにMAIL FROM:コマンドが送られた際に、受信側SMTPサーバーは、送信側SMTPのドメインが正当と判断し、迷惑メール扱いをしないようになります。

個人的には、メールっていつまで続くんだろーって思っているんですが(´・ω・`)

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