前書き
JavaのWebアプリ開発の経験を買われての配属から2年ちょっとが経ちました。
SAP未経験の自分が力を示せるのはここしかないと勢い込み、そしてぶつかったのがCAPです。
「SAP Cloud Application Programming Model」を略して呼称されるそれは、クラウドアプリを構築するフレームワークを指しています。
UI5は辛うじて分かりました。HTML・JavaScriptとして記憶に彼の面影があります。
CAPには注意してください。
何も知らずに関わるのは危険です。
この記事では心優しきチームメンバから授けられたサイトや、開発締切間際に穴が開くほど読んだドキュメントをまとめました。
あなたがもし、かつての自分と同じようにCAPに直面しているのであれば、この記事が役に立つかもしれません。
Set Up SAP Business Application Studio for Development
まずはこちらをご覧ください。
開発環境「SAP Business Application Studio」を無料でセットアップします。
これより下の全てのチュートリアルはこのtrial環境で実施できるはずです。
この環境でCAPとSAPUI5を遠慮なく探っていきましょう。
Build a Business Application Using CAP for Java
CAPアプリをJavaで作るチュートリアルです。
CAPアプリの何たるかを知るうえで大変役に立ちました。
特に「Add a Custom Event Handler」の章にてJavaがそっと現れたときは、Javaコーディングの余地有りと安堵した記憶があります。
また、このサイト「SAP Tutorials」には他にも素敵なチュートリアルが存在します。
探してみてください。
UI5 Demo Kit
SAPUI5のドキュメント、そして実装チュートリアルです。
フレームワークであるSAPUI5は、その名の通りUIを司ります。
Sampleタブで実際の部品を観察したり、その部品のソースコードをダウンロードしたりしましょう。
capire
CAPのドキュメントです!
おそらくCAPと出会って日が浅いうちはあまり役に立ってはくれないでしょう。
ただし実際に解析・開発するようになればそうではありません。
このドキュメントが役に立ったり、役に立たなかったりします。
役に立たないときは概ね自分の知識足らずに依るので自己嫌悪しましょう。
おまけ
便利です。
後書き
ご覧いただきありがとうございました。
ひとまず上2つをご覧になれば、「何から始めればいいかわからない」という状態からは脱却できるのではないでしょうか。
CAP・SAPUI5に限らず新しいフレームワークと出会ったときには、まず作ってみることが一番理解へ繋がると私は信仰しています。
もしこの記事があなたの助けになれば幸いです。